コーンフレークって体に悪いって聞いたんだけど……
「コーンフレークっておいしいけれど、毎日食べても問題ないのかな?」と気になることありますよね!
コーンフレークは砂糖や添加物が多い食品のひとつでもあり、血糖値の急上昇や肥満リスクを高める可能性がありますが、商品の選び方を変えるだけでも健康へのリスクを下げることが可能です。
今回は、コーンフレークが体に悪いといわれる理由や体に優しい商品の選び方について紹介します!
- コーンフレークが体に悪いといわれる理由
- 子どもに与えても大丈夫?
- 体に優しいコーンフレークの選び方
\無添加&砂糖控えめなのに美味しいと人気/
コーンフレークが体に悪いと言われる理由
コーンフレークは手軽な朝食として人気ですが、「体に悪い」と言われることも少なくありません。
よくあるコーンフレークの体が悪いといわれる理由は、次の3つです。
上記の3点を具体的に説明していきます。
原材料の問題
原材料 | コーングリッツ(国内製造)、砂糖、食塩、乳酸菌粉末/炭酸カルシウム、ビタミンC、ピロリン酸鉄、香料、乳化剤、ナイアシン、酸化防止剤(ビタミンE)、パントテン酸カルシウム、ビタミンB6、ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸、ビタミンD、ビタミンB12 |
コーンフレークは、砂糖や添加物が多く使われているため、体に悪いと言われることがあります。
原材料は、とうもろこし(コーングリッツ)と砂糖と塩なので、栄養バランスも気になりますよね!添加物の表記を赤字で表しましたが、かなり多くの種類が含まれています。
食べ過ぎなければ問題ありませんが、体のために積極的に食べたい食品というよりは、おいしさを求めた商品であるといえます。添加物などが気になる人は、なるべく無添加のコーンフレークを選びましょう。
栄養バランスが偏るから
コーンフレークは手軽で便利な朝食ですが、栄養バランスが偏る可能性があるので、体に悪いと言われることがあります。
コーンフレークは主に炭水化物で構成されており、ビタミン、ミネラルが不足しがちです。ときどき食べるならば問題ありませんが、毎朝の朝食をコーンフレークだけで済ませていると、栄養の偏りが気になります。
コーンフレークを食べる際は、「コーンフレーク+αの朝食」を意識することで、栄養バランスが大幅に改善されます。
肥満リスクが高いから
朝食にコーンフレークだけを食べることは、肥満につながる可能性が高いです。
多くの市販コーンフレークには、砂糖がたくさん使われています。またとうもろこしが主の原料なので、糖質が高く、血糖値の急激に上昇しやすいです。そのため数時間後には強い空腹感が現れることが多く、食欲が増加しがちです。
健康を意識しつつ、コーンフレークを食べたい場合は糖質オフのコーンフレークも選択肢として考えてみましょう。
コーンフレークの砂糖と添加物について
コーンフレークに含まれる砂糖や添加物は、体に悪いといわれることがあります。
コーンフレークに含まれる具体的な添加物や砂糖の種類について詳しく確認していきます。
よく含まれる添加物
市販のコーンフレークには、保存料や着色料など、さまざまな添加物が含まれています。これらは、製品の見た目や保存性を向上させるために使用されており、一般的な食事ならば、体に悪影響は与えないといわれています。
コーンフレークによく含まれる代表的な添加物は、次のとおりです。
- ビタミンやミネラルの添加:ビタミンB群、ビタミンD、鉄、カルシウムなど、栄養強化のために添加される
- 保存料(酸化防止剤):酸化による品質劣化を防ぐため、BHA(ブチルヒドロキシアニソール)やBHT(ブチルヒドロキシトルエン)などの保存料が使用される
- 着色料:見た目を鮮やかにするために人工または天然の着色料が使われることがあります。たとえば、キャラメル色素やターメリックなどがある
- 乳化剤:食感を安定させたり、成分の分離を防ぐために使用されることがある
- 香料:フレーバーを強化するために人工の香料や天然の香料が添加されることがある
- 増粘剤(安定剤):食品の食感を改善したり、形を保つために増粘剤が加えられることがあります。たとえば、グアーガムやキサンタンガムなどがある
自然派志向の人のなかには、添加物を避けている人も多いですが、市販でよく売られているコーンフレークにはほとんどの商品に添加物が含まれています。ネット通販ならば、無添加のコーンフレークも販売されているので、気になる人は利用してみてくださいね!
添加物の心配をしないで食べられるね
砂糖の種類
コーンフレークには、砂糖が含まれています。精製された砂糖は、血糖値を急上昇させるため、体に悪影響を与えることがあります。
甘みをつけるために使用されているコーンフレークによって異なっています。
- 砂糖
- ぶどう糖果糖液
- 有機砂糖
- 有機ケーンシュガー
健康意識が高い人は、砂糖にこだわっている人も多いので、コーンフレークにもこだわりたいですよね。
特に、ぶどう糖果糖液の過剰摂取は、特に肥満や2型糖尿病、心血管疾患のリスクに関連する可能性が指摘されているので、ふだんの食事から避けている人もいる甘味料のひとつです。コーンフレークに含まれている場合も多数あるので、原材料の砂糖の種類も確認しておくと安心です。
子どもにコーンフレークは与えるのは体に悪い?
コーンフレークは子供の朝食にも手軽に使えるため、家庭でよく食べられています。ですが、特に小さな子供に与える場合は、注意すべき点もあります。
小さな子どもにコーンフレークを与える際に注意したい点は、次の2つです。
小さな子供へのコーンフレークの食事を与えることは悪いことではありません。与えすぎや注意点に気を付けながら、配慮して与えましょう。
子どもにコーンフレークを与えることはもちろん大丈夫!与え方や商品選びに注意すると更に安心して食べさせられるよ!
2歳以下は脂溶性ビタミンに注意する
特に2歳以下の小さな子供には、脂溶性ビタミンが強化されたコーンフレークは体に悪い影響を与える可能性があります。
脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)は体に蓄積されやすいですが、2歳以下の子どもは許容量が少ないです。大人と同様の栄養強化されたコーンフレークの場合は多すぎる可能性もあります。
ビタミンAが強化されたコーンフレークの中には、1食(40ℊ)摂取するだけで、上限量の半分を超えてしまう商品もあります。
小さな子どもにコーンフレークを与える場合は、脂溶ビタミンの強化量に注意しましょう。
なるべくコーンフレークのみは避ける
子供にコーンフレークを与える際は、なるべく単品で食べさせることを避ける方が良いです。
コーンフレーク単体の食事になった場合のリスクは次のとおりです。
- 栄養バランスが偏る
- あまり噛まずに食べてしまう
- 甘いものばかり欲しがるようになる
- つい何杯も食べてしまう
- 空腹感がすぐに来てしまう
- 血糖値の急上昇や急降下により、イライラしやすくなったりする。
子どもによっては偏食傾向がある場合もあるので難しいときもありますが、なるべく「コーンフレーク+α」の食事を大人以上に意識することが大切です。
体に優しいコーンフレークの選び方
コーンフレークを健康的に食べるためには、商品選びがとても大切です。
多くの市販のコーンフレークには、砂糖や添加物が多く含まれていますが、最近では健康志向の高まりに伴い、糖質オフや無添加の商品も増えてきています。
体に優しいコーンフレークを選ぶためのポイントは、次のとおりです。
具体的な商品選びのポイントについて詳しく解説します。
糖質オフ商品を選ぶ
コーンフレークを選ぶ際は、できるだけ糖質オフの商品を選ぶことをおすすめです。
糖質を控えることで、血糖値の急上昇を抑え、肥満や糖尿病のリスクを減らすことができます。血糖値の急上昇や急降下は、肥満以外にもイライラや集中力の低下などにもつながります。
糖質オフ商品以外にも、全粒粉やオートミールをベースにしたコーンフレークは、食物繊維が豊富で、糖質が抑えられているので、一度試してみてもいいかもしれません。血糖値を気にしている方やダイエット中の方は、特に糖質オフ商品がおすすめです。
無添加の商品もある
添加物を意識している人ならば、無添加の商品を選ぶことも大切です。
無添加の商品は、自然な成分だけで作られているため、安心して毎日食べることができます。特に添加物に敏感な方や、小さなお子様がいる家庭では、無添加のコーンフレークを選ぶと安心ですよね。
オーガニック商品や無添加商品は、成分がシンプルで体に優しいため、日々の食事に取り入れると安心です。またそのような商品では、原材料や砂糖にもこだわって作られているメリットもあります。
コーンフレークを混ぜてもOK
コーンフレークを食べる際は、他の食材と混ぜて食べると食感や栄養バランスが向上します。
たとえば、ナッツやドライフルーツを一緒に混ぜて食べてみてもおいしいです。また砂糖不使用のコーンフレークを混ぜることで、砂糖の量を抑えてることも可能です。
個人的にハマっているおすすめのコーンフレークの食べ方は、ベースクッキーを混ぜて食べることです。クッキーを牛乳につけて食べることが好きな人は、栄養補給もできて一石二鳥でおすすめです!
クッキーなのに栄養補給できるってすごいよね!
まとめ|コーンフレークは体に悪い?
今回は、コーンフレークは体に悪いのかについて紹介しました。
- コーンフレークの食べ過ぎは肥満のリスクにつながる
- コーンフレーク単体の食事は栄養バランスの偏りがちになるから毎食は避けたほうがいい
- 商品によって原材料が全く異なるので確認して購入することがおすすめ
- 小さな子どもは脂溶性ビタミン強化商品に注意する
- 体に優しい糖質オフ商品なども販売されているのでしっかり選ぼう
コーンフレークは商品選びや食べ方に気を付ければ、体に悪い食品ではありません。
コーンフレークは、カロリーや糖質が高いので、血糖値の急上昇や急降下を引き起こしやすい食べ物です。急な空腹感やイライラ、倦怠感などがある場合は食事内容を見直してみてもいいかもしれません。
ぜひ他の食品と組み合わせつつ、上手にコーンフレークを取り入れてみてくださいね!
\厚みがあっておいしいと評判/
せっかくならちょっとおいしいコーンフレークもいいよね♪
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