ビーフンとは、お米で作られた乾麺のひとつです。アジアの国で使われているので、タイ等で食べたことのある人もいるかもしれません。

日本でも売っているお店が増えてきているよ!
近年、健康や美容のサポートのために小麦を避ける人が増えてきています。大豆麺や豆で作られた麺なども販売されていますが、その中でもビーフンという選択肢もおすすめです。
\ビーフンのメリットを紹介/
- 脱グルテンしたい人におすすめ
- 乾麺なので長期保存可能
- 添加物が含まれていない商品が多い
つるっとしたのどごしでラーメンの代用としても、脱グルテンにおすすめの麺です。
乾麺のグラムあたりのカロリーは決して低くはないので、「ビーフンは太る」という噂もあります。実際にカロリーや糖質をそれぞれ解説するので、参考にしてください。
ビーフンが太るは誤解

ビーフンは見た目が春雨に似ていることからヘルシーそうなイメージを持たれることが多いです。ビーフンが太ると言われる原因は「想像していたよりもカロリーや糖質が高い」というギャップが多いです。
ビーフンは春雨よりも中華麺の代用として使用がおすすめです。春雨のようにスープに手軽に入れるとカロリー過剰になってしまいますが、中華麺よりも低カロリーで、ダイエットにも利用できます。
炭水化物なので食べすぎると糖質もオーバーしがちですが、メイン食材として食べるには太る心配は必要ありません。
ビーフンのカロリーや糖質を紹介

ビーフンはお米100%の麺で、糖質やカロリーが低くくはありませんが、グルテンが入っていないことが大きな特徴です。
小麦やグルテンを避けている人には、米100%のビーフンは使いやすい便利な食材で、ダイエット中に利用している人もいます。

カロリーや糖質は、春雨<ビーフン<中華麺の順番だよ!
カロリー
100gあたり | 1食あたり | |
---|---|---|
中華麺 | 133kcal | 306kcal |
ビーフン | 360kcal | 180kcal |
春雨 | 346kcal | 35kcal |
ビーフンは中華麺を代用することがおすすめです。
似た食材の春雨のようにスープにトッピングするとカロリー過剰になりがちです。メインとなる焼きそばやラーメンの代用にするとカロリーが抑えられます。
水分を吸って膨らむため、50gでも十分にお腹いっぱいになるので作りすぎには注意してください。
糖質
100gあたり | 1食あたり | |
---|---|---|
中華麺 | 26.4g | 60.7g |
ビーフン | 79g | 39.9g |
春雨 | 85.4g | 8.5g |
糖質もカロリー同様に、中華麺と比較すると1食あたりの糖質量は低いです。
グラム当たりの糖質量は高いので、食べすぎると糖質を過剰に摂取してしまう可能性があります。
ビーフンで太らないために注意したいこと

ビーフンを食べすぎないと太ることはありませんが、カロリーや糖質を抑えるために効果的なポイントも紹介します。
炭水化物は避ける
ビーフンは、米100%の炭水化物でできています。
そのため、白米と一緒に摂取してしまうと炭水化物を過剰摂取してしまいます。ビーフンを食べる食事では、ほかの炭水化物を控え、メイン食材として使うことがおすすめです。
野菜を多めにとる
ビーフンは炭水化物のため、ビタミンなどの栄養素があまり含まれていません。焼きビーフンや汁ビーフンを作る際も野菜などの具材を多くすることで、足りない栄養素を補給できます。
また野菜と一緒に食べることで、糖質の高いビーフンの糖の吸収を穏やかにできます。
ビーフンは身体に悪い?

ビーフンは身体に悪い食品ではありません。
ビーフンの原材料は米または米粉でできています。他の原料は含まれていても、コーンスターチだけなので、添加物等は含まれていません。
見た目がインスタント麺に似ているので誤解されることもありますが、ビーフンは身体に悪い原材料は入っていません。

小麦が入っていないので、グルテンフリー商品を探している人におすすめだよ!
味がすでについているケンミンの焼きビーフンなどには、他の添加物等が含まれています。時短したい人はケンミンの焼きビーフン、シンプルなものが食べたい人は通常のビーフンがおすすめです。
ビーフンを使ったおすすめレシピ
使い慣れない人も多いビーフンですが、食べ方は主に焼きビーフンか汁ビーフンで食べることが多いです。
どちらも中華麺の代用としても使えますが、時間がたつと麺同士がくっつきがちなので、なるべく出来立てで食べることがおすすめです。
汁ビーフン

我が家で人気のレシピは汁ビーフンです。野菜を多めに入れると、1人前50gは多く感じる人もいるので、注意してください。
- 野菜やきのこを傷める
- 水を追加し、鶏がらスープで味を調整する
- ビーフンを入れ6分間加熱する
ラーメンやそうめんのようにつるつる食べられ、子どもにも人気のメニューです。
焼きビーフン

ビーフンを軽く茹で、炒めた野菜と一緒に塩コショウや鶏がらスープで味付けすると、焼きビーフンの完成です。そうめんチャンプルのような味わいでおいしく食べられます。ナンプラーを入れるとタイ料理風にもなり、お箸がすすむおいしさです。
ビーフンに関する気になる疑問
- ビーフンと春雨の違いは?
-
ビーフンと春雨は、見た目は似ていますが原料が異なります。ビーフンは米からできていますが、ビーフンは緑豆やばれいしょなどのでんぷんからできています。
- ビーフンとフォーの違いは?
-
ビーフンとフォーは原料は同じですが、見た目が異なります。ビーフンは断面が丸い形をしていますが、フォーは少し平ためのきしめんのような形をしています。
- ビーフンは冷凍できる?
-
調理前のビーフンは乾燥状態なので常温保存が可能です。調理済みのビーフンも冷凍保存できますが、麺同士がくっついてしまうため、油を少しまぶすなどの工夫が必要になります。
- ビーフンはスーパーに売ってる?
-
ビーフンは大型スーパーでは取り扱いがあります。イオンの食品売り場にも売っていますが、売り場が分かりづらいことも多いです。中華麺売り場、中華料理コーナー、乾麺コーナーをチェックしてください。ネット通販でも安価で手軽に購入できます。
まとめ|ビーフンは太る?
ビーフンは米100%の麺で、脱グルテンしたい人におすすめです。
春雨の代用として使用するとカロリーや糖質過剰で太る可能性がありますが、中華麺の代用として使用するとカロリーダウン・糖質ダウンも可能です。
しっかりとした食べ応えがあるので、副菜ではなく、メイン料理として使うことがおすすめです。
ビーフンが気になる人は、大きめのスーパーやネット通販で買えるのでお試しください。
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