「クリーム玄米ブランは身体に悪い」と時々目にしますが、理由が気になりますよね。
結論からいうと、クリーム玄米ブランは特別体に悪いわけではありません。噂の原因は、原材料(ショートニング等)や添加物の心配、極端な食事の置き換えが大きいです。
今回は、クリーム玄米ブランが本当に体に悪いのか、原材料や添加物についてを紹介していきます。
- 体に悪いといわれている原因
- 原材料や添加物について
クリーム玄米ブランのカロリーが気になる人は、80kcalのクリーム玄米ブランも販売されています!ぜひチェックしてみてくださいね!
クリーム玄米ブランが身体に悪いといわれる理由
クリーム玄米ブランが身体に悪いと言われる理由についてお伝えします。
- ショートニング
- 添加物が多い
- カロリーや糖質が多い
- 極端な食事の置き換えをする人がいる
適量(1日1~2包装)を食べる場合は問題ありませんが、考えられる理由について詳しく見ていきましょう。
ショートニングが入っている
原材料 | 小麦粉(国内製造)、ショートニング、砂糖、オールブラン(小麦外皮、砂糖、その他)、ココアパウダー、デキストリン、ぶどう糖、チョコレート、全卵、玄米粉、カカオマス、ブランフレーク、果糖ぶどう糖液糖、コーンフレーク、準チョコレート、大豆たん白、全粉乳、食塩、シナモン末/卵殻Ca、トレハロース、セルロース、炭酸Mg、乳化剤、ピロリン酸第二鉄、香料、酸化防止剤(V.E)、ナイアシン、V.E、パントテン酸Ca、V.B₂、V.A、V.B₁、V.B₆、葉酸、酸味料、V.D、V.B₁₂ |
クリーム玄米ブランの原材料には、ショートニングが含まれています。
ショートニングに含まれるトランス脂肪酸は悪玉コレステロールを上げやすいので過剰摂取はよくないといわれており、健康志向の人はショートニングを避ける傾向があります。海外では規制されていることも多いため、不安に感じている人も多いです。
本人がトランス脂肪酸から摂取する平均的なエネルギー量は、農林水産省による平成17-19年度(2005-2007年度)の調査の結果、総摂取エネルギー量の0.44~0.47%であり、WHOの目標値である総摂取エネルギー量の1%未満でした。
各国・地域における脂質・トランス脂肪酸の摂取量:農林水産省 (maff.go.jp)
日本人はトランス脂肪酸の摂取量は元々少ないので、他国のように規制する必要がないと考えられています。
ショートニングを含むトランス脂肪酸を日常的に摂取している人以外は、過度にクリーム玄米ブランを避ける必要はありません。
添加物が入っている
添加物 | 卵殻Ca、トレハロース、セルロース、炭酸Mg、乳化剤、ピロリン酸第二鉄、香料、酸化防止剤(V.E)、ナイアシン、V.E、パントテン酸Ca、V.B₂、V.A、V.B₁、V.B₆、葉酸、酸味料、V.D、V.B₁₂ |
クリーム玄米ブランは、多くの添加物が入っています。
栄養強化を目的とする添加物に関しても、栄養成分関連添加物指針なども出ており、人体に安全な量に設定されています。多量摂取はよくありませんが、一般的な量ならば健康被害が出ることはありません。
(参照:栄養成分関連添加物に関する食品健康影響評価指針について)
クリーム玄米ブランの適量は1日に1~2包装ですが、他の栄養強化食品と同日に食べないなどの工夫をすると、より一層安心して食べられます。
カロリーや糖質が多い
クリーム玄米ブランはヘルシーな食品に見えますが、意外とカロリーや糖質がやや高めです。
カロリー | 174kcal |
糖質 | 19g |
クリーム玄米ブランは食べ過ぎると、簡単にカロリーオーバーや糖質過剰を招きます。カロリーや糖質の過剰摂取は、肥満の原因にも繋がるので、食べすぎは身体に悪いと言えます。
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極端な置き換えによる食事
クリームブラン玄米ダイエットをしている人は、食事がわりに食べている人もいます。
1食の食事を短期間置き換えている人だけではなく、3食すべての食事をクリーム玄米ブランに置き換えている場合は注意が必要です。
特定の食材だけに偏った食事は栄養バランスを崩しやすく、体調にも異変が出る可能性があります。1食だけ置き換える場合であっても、期間を決め他の食事ではバランスよく食事することも大切です。
クリーム玄米ブランの原材料やカロリーをチェック
クリーム玄米ブランの原材料やカロリーをチェックしていきます。
- 原材料と添加物
- カロリーと糖質
- 栄養
フレーバーはブルーベリー味で検証してみたので、気になる人はチェックしてください!
原材料と添加物について
原材料 | 小麦粉(国内製造)、ショートニング、砂糖、オールブラン(小麦外皮、砂糖、その他)、ブランフレーク(米、全粒小麦、砂糖、小麦外皮、その他)、玄米粉、大豆たん白、ブルーベリー加工品、ぶどう糖、全卵、ポリデキストロース、乳糖、ブルーベリー果汁パウダー、食塩、サワークリームエキスパウダー/卵殻Ca、トレハロース、グリセリン、セルロース、炭酸Mg、酸味料、乳化剤、ピロリン酸第二鉄、酸化防止剤(V.E)、香料、ナイアシン、V.E、パントテン酸Ca、V.B₂、V.A、V.B₁、V.B₆、葉酸、V.D、V.B₁₂ |
クリーム玄米ブラン(ブルーベリー味)の原材料をいくつか調べてみたので、お伝えします。すべて日本で許可されおり、通常の範囲内での摂取では安全とされていますが、健康志向の方々や特定の添加物に敏感な方には、これらが懸念材料となることがあります。
- ショートニング……主に植物油から作られた加工脂肪。トランス脂肪酸が含まれることがあり、これが心臓病や動脈硬化のリスクを高めるといわれている。日本ではトランス脂肪酸の規制が他国ほど厳しくないが、摂取量は基本的に少ないデータがある。
- トレハロース……甘味料や保存料。過剰摂取は腸内の特定の細菌が繁殖しやすくなるリスクがあるとの研究結果もあります。通常の量であれば問題ないとされている。
- 乳化剤……油と水を混ぜるための添加物。乳化剤自体は安全とされているものがほとんどですが、過剰摂取や特定の種類の乳化剤は腸内細菌のバランスを崩す可能性が指摘されている。
添加物は悪い存在ではなく、食事から摂る範囲であれば身体に悪影響を与えることはないと言われています。過剰摂取によるリスクがあるものもありますが、ほとんどの人は気にする必要はありません。
カロリーと糖質について
カロリー | 174kcal |
糖質 | 16g |
厚生労働省によると、一般的な間食のカロリーは200kcal以下程度が適量と言われています。クリーム玄米ブランのカロリーは適正範囲といえます。
1日の糖質量の平均摂取は200g~300gで、クリーム玄米ブランの16gの糖質は適切な範囲です。糖質制限している人では間食を10g以下に抑えている人も多いので注意が必要です。
カロリーや糖質が気になるけれども、クリーム玄米ブランが食べたい人は、80kcalのクリーム玄米ブランもチェックしてください。
栄養について
クリーム玄米ブランは、カルシウムと鉄分の栄養補給に優れた商品です。
1個包装を食べた場合は、1日当たりの摂取目安量(18歳以上成人)に対して、カルシウム33パーセント・鉄分33パーセントの量を含んでいます。
カルシウムも鉄分どちらも不足しがちな栄養素なので、クリーム玄米ブランを食べることで栄養バランスの改善が期待できます。
おいしく栄養補給できるってうれしいね!
また機能性食品のクリーム玄米ブランも販売されています。不足しがちな食物繊維・カルシウム・鉄分以外にも、腸内環境改善に役立つ「ガセリ菌CP2305株」を配合しているので、腸内環境に役立つ人はぜひこちらもチェックしてください。
まとめ|クリーム玄米ブランは身体に悪い?
クリーム玄米ブランは身体に悪いと言われることもありますが、適量を食べる分には問題ない食品です。
大手メーカーのアサヒグループが国内で生産しているので、安心して選べます。
- 原材料に含まれるショートニングや添加物については、通常の範囲を超える過剰摂取以外は心配する必要はない
- カロリーと糖質はやや高めなので食べ過ぎには注意する必要がある
- カロリーが気になる人は、クリーム玄米ブラン80kcalがおすすめ
クリーム玄米ブランは身体に悪い商品ではなく、タンパク質・食物繊維・鉄分・カルシウムを栄養補給できる優れた商品です。
お菓子感覚で食べられるので、気になる人はぜひチェックしてくださいね!
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