バレンタインなどであげる機会の多い手作りお菓子。
誰かにあげるときなどには「手作りお菓子の日持ちはどのくらいなのかな?」と気になりますよね。
ブラウニー・マフィン・クッキーなどの種類別に手作りお菓子の日持ちをお伝えします。
結論から伝えると、手作りお菓子の中ではクッキーが最も日持ちします。なるべく長めに日持ちするお菓子を探している人は、ぜひ参考にしてください。
手作りお菓子の日持ちはどのくらい?
手作りお菓子の日持ちは、種類や保管状況において異なります。手作りした場合は市販品とは異なり、保存料などは入っていません。日持ちの目安に関わらず、早めに食べることがおすすめです。
手作り菓子で日持ちしやすい条件は次のとおりです。
- 水分量が少ないお菓子
- しっかりと火が通っているもの
また保管する場合は20度以下なら冷蔵庫にいれなくても保管できます。夏場に保管する場合は冷蔵庫に入れると、雑菌の増殖を防げます。
ブラウニー
ブラウニーの日持ちの目安は、常温4日・冷蔵6日です。
食べきれないときは冷凍保存も可能です。ブラウニーは作った直後よりも1日程度おくと更においしくなるので、少しずつゆっくり食べることもおすすめです。
マフィン
マフィンの日持ちの目安は、常温3日・冷蔵4日です。
食べきれないときは冷凍保存も可能です。
クッキー
クッキーの日持ちは、常温で3日~7日です。
手作りクッキーの日持ちは最大1週間と長いですが、なるべくおいしく食べたい場合は3日以内に食べましょう。チョコレートコーティングなどをした場合は、冷蔵保存で2~3日以内を目安にしましょう。
日持ちを伸ばしたい場合は、日持ちを伸ばす工夫も参考にしてください。
スコーン
手づくりスコーンの目安は、常温1日・冷蔵3日です。
スコーンの場合は中に入っている材料でも日持ちが大きく異なります。フルーツがたっぷり入っている場合はなるべく早く食べきりましょう。
手作りお菓子の日持ちを伸ばすための工夫
手作りお菓子の日持ちを伸ばすために気をつけたいポイントは次のとおりです。
- 手袋をして作る
- 完全に冷めてから袋に入れる
- 焼き菓子なら乾燥材も入れる
日持ちを伸ばすためには、雑菌の増殖を防ぐことが大切です。そのために家庭で工夫できることをそれぞれお伝えします。
手袋をして作る
手作りお菓子を作る際は、衛生面に気をつけることが大切です。
なかなか自宅で作る際にはあまくなりがちな衛生管理ですが、誰かにプレゼントする際は使い捨て手袋の利用がおすすめです。手作りバレンタインの時期には、腹痛を起こす人もチラホラ……。
そんな事態にならないためにも、使い捨て手袋を利用しましょう。
完全に冷めてから袋に入れる
手作りお菓子を日持ちさせるためには、粗熱をしっかりとることも大切です。
まだあたたかみのあるお菓子を袋にいれてしまうと、袋の中で水分が発生しやすくなります。水分が発生すると、雑菌増殖の原因になるので注意が必要です。
また袋はなるべく密封できるものが安心です。使いかけのお菓子の袋にも利用できるクリップシーラーがあると、しっかりと封ができるので便利です。毎年手作りお菓子を配る予定のある人にはおすすめです!
焼き菓子なら乾燥材も入れる
もしも誰かに手作りクッキーをプレゼントするならば、乾燥材や脱酸素剤の同封がおすすめです。
乾燥材を入れてラッピングすると湿気を防ぐことができ、雑菌の増殖防止やおしいさキープに役立ちます。量が多いので余らせがちな乾燥剤ですが、同封されていると気遣いを感じられますよね!
自宅用ならば未使用の紅茶のティーパックなども乾燥材の代用にできるので利用しましょう。
\クッキーならばシート乾燥剤/
\マフィンやスコーンには脱酸素剤/
手作りお菓子で日持ちしないものは?
手作りで日持ちしない条件は、次のとおりです。
- 牛乳や卵を多く使っている
- 水分量が多いお菓子
シュークリームや生チョコは1日、生クリームを使うケーキは2日が目安です。
日持ちしやすそうなゼリーも水分量が多いので、3日程度を目安に食べましょう。
まとめ|手作りのお菓子の日持ちの目安
今回紹介した手作りお菓子の日持ちの目安は、次のとおりです。
- ブラウニーなら常温4日
- マフィンは常温3日
- クッキーは常温3日~7日
- プレゼントする際は日持ちが伸びる工夫をする
手作りお菓子の中でも日持ちするものを探している人には、クッキーがおすすめです。
自分のためでも誰かのためでも、手作りするお菓子はなんだか気持ちがワクワクしますよね!衛生面に気をつけながら、手作りお菓子を楽しみましょう。
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