生ハムの原木ってどのくらい賞味期限あるのかな?
カビが生えちゃったんだけどもう食べられない?
生ハム好きなら一度は試してみたい生ハムの原木。
お店で食べる生ハムの味が自宅で食べられるなんて嬉しくてテンション上がりますよね!でも、大きい生ハムの原木なら賞味期限など気になりますよね。
結論からいうと、生ハムの原木の賞味期限は食べ始めてから約3ヶ月程度が目安です。商品によって異なり、かなり短い商品もあります。
今回は、生ハムの原木の賞味期限とカビについて紹介します。
\台とナイフ付きで初心者の人におすすめ/
生ハム原木の賞味期限はどれくらい?
生ハムの原木は、長期間保存が可能な食品ですが、賞味期限や保存方法には注意が必要です。
ここでは、生ハムの原木の賞味期限に関する気になる疑問についてお伝えします。
これらのポイントを確認しておけば、生ハム原木を最後まで安全に楽しむことができますよ。
未開封の賞味期限
未開封の生ハム原木は、冷暗所で長期間保存が可能です。
脂でしっかり囲われた骨付きの生ハム原木は賞味期限が約2年とかなり長いですが、カットして販売されている生ハム原木は未開封でも約1か月程度です。
開封しない場合の賞味期限は長めなので、購入後すぐに食べない場合は、包装を破らずに冷暗所に保管するのがベストです。
開封後の賞味期限
開封後の生ハム原木は、空気に触れることで品質が劣化しやすくなるので、賞味期限にかかわらずなるべく早く食べることがおすすめです。
骨付きの生ハム原木 | 約1~3ヶ月 |
生ハム原木ミニ | 約7日~30日 |
本格的な生ハム原木の場合は約1~3ヶ月を目安に食べきることが目安ですが、すでにカットされている生ハム原木の場合は7日~30日と短めです。
食べきれない場合は冷凍保存も可能です。
おいしくてついつい食べちゃうから賞味期限は気にしなくても食べきれちゃう
食べられるかどうかの見分け方
生ハム原木が食べられる状態かどうかの判断には、見た目とにおいで判断します。
食べられない場合は、異常なにおいや変色が見られることが多いです。
- 変色がなく、鮮やかな赤色を保っているか
- アンモニア臭や腐敗臭がないか
- 表面に異常なぬめりがないか
- 青カビが生えていないか
生ハムの原木は塩分濃度が高いので腐らせてしまう心配は少ないです。不安がある場合は、少量だけ味見して確認してみましょう。
生ハム原木とカビについて
生ハム原木には、製造過程でカビが発生することがありますが、これは自然な現象です。
ここでは、カビに関する知識を正しく理解し、不要な不安を解消しましょう。
生ハム原木はカビをはやして作る
生ハムの原木は、熟成過程で自然にカビが生えることが一般的です。このカビは、外側から内部を保護し、熟成に重要な役割を果たしています。
商品として送られてくる前にカビは取り除かれていることが多いですが、万が一表面にカビが残っていても問題ありません。
白カビと似ているチロシン
生ハムの表面に見られる白い粉状のものはカビとよく間違えられることがありますが、「チロシン」と呼ばれるアミノ酸の結晶です。
このチロシンは無害で、むしろ熟成の証として歓迎されるものなので捨てる必要はありません。特に長期熟成タイプにはチロシンが多く含まれている傾向があります。白い粉が気になる場合は、軽く拭き取っても品質には影響しません。
生ハム原木にカビは発生する
生ハム原木には、チロシンというカビに似た白い粉状のアミノ酸以外にもカビも発生します。
- 湿気が多い
- 濡れた状態で保管した
- 空気がこもっている
上記の環境では、生ハム原木にカビが発生してしまう可能性があるので注意しましょう。
次の章では、生ハム原木にカビが生えた場合の対処方法について紹介しているので、すでにカビをはやしてしまった人は参考にしてください。
生ハム原木にカビが生えた場合の対処方法
生ハム原木にカビが生えたときの対処方法について、カビの種類に応じて異なる対応が必要です。
白カビと青カビの場合と分けて、対処方法をお伝えします。
白カビの場合
白カビが生えている場合は、白カビ部分とその周りを切り落とすと食べれます。カビの根っこ部分が奥深くまで入り込んでいる可能性があるので大きめに切り落としましょう。
多くの場合はチロシンと白カビを勘違いしているケースもあるので注意して観察してみましょう。
チロシン | 白カビ | |
---|---|---|
場所 | 生ハムの中にある | 生ハムの表面にある |
見た目 | 白いかたまり | ふわふわ |
におい | なし | カビくさい |
白カビが生えていた場合ははっきりと白カビとわかる見た目をしていますが、チロシンを白カビと勘違いするケースがあるので注意しましょう。
青カビの場合
青カビが生えた場合も白カビ同様に、カビ部分とその周りを大きく切り落とします。
白カビとは異なり、製造過程で生えたり、チロシンと見間違える可能性もないので、青カビが生えた場合はすぐに対処しましょう。
生ハム原木の賞味期限を延ばす保存方法
生ハム原木は適切に保存することで、より長く安全に美味しく楽しむことができます。
ここでは、保存場所や保存のコツについて解説し、賞味期限をできるだけ延ばす方法を紹介します。保存方法を工夫することで、カビの発生も抑えられるので、ぜひ試してみてください。
保存場所
生ハム原木の保存には、温度管理がとても重要です。
理想的な保存温度は10~15℃といわれていますが、商品によっては、8度や20度など記載が若干となるので、パッケージの指示にしたがいましょう。夏場に購入した場合は冷蔵庫に入れて保管しましょう。
どの生ハム原木でも湿気は好まないので、乾燥した秋や冬に購入すると管理しやすいです。
継続して食べる
生ハム原木は、定期的に食べることで風味の劣化を防げます。
開封後は表面の酸化が進むため、少しずつでも継続的に食べるのがおすすめです。あまり食べない人はミニサイズ、家族で食べたい人は本格的な骨付き生ハムに挑戦してみてもいいですね!
切り口を守る
生ハム原木の切り口は、乾燥しすぎないように保護することが大切です。
切り口が乾燥してしまうと食感が硬くなってしまい、生ハム本来のおいしさを味わえなくなります。ラップやオイルを使って、切り口の酸化や乾燥を防ぎましょう。
まとめ|生ハム原木の賞味期限はどのくらい?カビは大丈夫?
今回は、生ハム原木の賞味期限について紹介しました。
- 生ハム原木の賞味期限は商品によって大きく異なる
- 本格的な骨つきの生ハム原木なら約2年、カットずみのものは約1か月の賞味期限が多い
- チロシンは白カビと間違えられやすいが食べても問題ない
- なるべく秋や冬の温度が低く湿気が少ない環境のほうが管理しやすいのでおすすめ
生ハム原木といっても、カット済みの生ハム原木から骨付きのものまでさまざまな商品があります。
本格的な生ハムを試しに食べてみたい人はカット済みの生ハム原木、パーティー気分で楽しい経験こみで味わいたい人は骨付きの生ハム原木がおすすめです!
クリスマスやパーティーのメインディッシュにもいいよね!
ぜひ一度生ハム原木のおいしさを確かめてみてくださいね!
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