洗濯機ってキッチンハイターって使っていいよね？
洗濯機にハイターで掃除って壊れないか不安になりますよね！
結論からいうと、洗濯機の掃除には塩素系漂白剤であるハイターを使っても掃除可能です！ですが、同じハイターでもキッチンハイターでは壊れれるリスクがあるので注意が必要です。
今回は、洗濯機にハイターって使っていい？ハイターの種類は？について紹介します。
＼使っていいハイターはこの種類だよ！／
洗濯機にハイターを使っても壊れない？
洗濯機の掃除には専用洗剤を使わずに、ハイターを使ってもお手入れができます
実は、ハイターの使用はメーカーが推奨する洗濯機の正しいお手入れ方法です。ハイターを使用しても壊れることはないので安心して使ってくださいね！
ふだんの掃除では落としきれない洗濯槽のカビや汚れをしっかり落とすためには、ハイターを使ってみましょう。
ハイターは各メーカーが推奨している方法
洗濯機でハイターのお手入れをすることは、各メーカーが推奨している方法です。
パナソニック公式サイトのお手入れ方法は、こちらです。
黒カビは、洗剤の溶け残りや、衣類などに付着している汚れを栄養にして繁殖します。
【洗濯機全般】洗濯槽の黒カビ予防は（槽乾燥と漂白剤を使った槽洗浄） – 洗濯機／衣類乾燥機 – Panasonic
黒カビの繁殖を抑えるため、月１回程度、市販の「衣類用の塩素系漂白剤」で槽洗浄を行ってください。洗濯槽を清潔に保ち、黒カビが発生しにくい環境を整えます。湿度や気温の高い時期は、2～3週間に1度のペースで槽洗浄を行なっていただくと効果的です。
日立の洗濯機でも使用できる洗剤にハイターがありました。
洗濯槽のお掃除（槽洗浄コース）について知りたいです。（ドラム式）：日立の家電品
- 洗濯槽用塩素系漂白剤
例：洗濯槽クリーナー- 衣類用塩素系漂白剤
例：ハイターなど- 防食剤配合塩素系漂白剤
＊11時間コースでしっかり洗浄したいときは「防食剤配合塩素系漂白剤」を使用してください。
東芝の公式サイトでも、ハイターは使用しても大丈夫でした。
槽洗浄に使う洗剤
- 塩素系漂白剤
- 洗濯槽クリーナー（汚れのひどいとき）
塩素系漂白剤の例
洗濯槽がカビ臭いので洗浄したい／槽洗浄に使う洗… | よくあるご質問 | 東芝ライフスタイル株式会社
- ハイター(花王)
- 洗濯槽カビキラー(ジョンソン)
- 洗濯槽クリーナー（汚れのひどいとき）
値段が高くなりちがな洗濯機の専用洗浄剤よりも衣料用ハイターならば、かなり割安価格で手に入れられるので節約にもなります。
これなら値段を気にせずに使えるね！
ハイターを使った洗濯機洗浄方法のやり方
衣料用ハイターを使った洗濯機の洗浄方法はとても簡単です。
基本的な洗浄手順は、次のとおりです。
- 衣類を入れずに電源を入れる
- 樽洗浄コースを選ぶ
- 給水が始まって1分たったら給水停止する
- 衣料用ハイターを200ml入れる
- ドアをしめてスタートし、ブザーが鳴ったら終了
1か月に1回この手順で洗浄を行うことで、洗濯槽のカビや臭いを防ぐことができます。特に液体せっけんを使用している人やお風呂ののこり湯を使っている人は定期的に行うことがおすすめです。
また、定期的なメンテナンスで洗濯機自体の寿命も延ばせるでしょう。
キッチンハイターやワイドハイターは洗濯機が壊れる？
洗濯機の掃除には医療用ハイターは推奨されていますが、キッチンハイターやワイドハイターは推奨されていません。
では、キッチンハイターとワイドハイターを使わないほうがいい理由について説明していきます。
キッチンハイターで洗濯機が壊れる理由
衣料用ハイターとキッチンハイターは、同じ漂白剤というカテゴリですが、使用目的が異なるので若干成分が異なります。
| 衣料用ハイター | 次亜塩素酸ナトリウム、アルカリ剤 |
| キッチンハイター | 次亜塩素酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、界面活性剤 |
衣料用ハイターとキッチンハイターの主成分は同じ次亜塩素酸ナトリウムですが、キッチンハイターには界面活性剤が含まれています。キッチンハイターは界面活性剤が含まれており、泡が多量に発生することによって、洗濯機の水漏れや故障の原因になるのでやめておきましょう。
日立公式サイトでも、台所用漂白剤は使用しないように注意書きがあります。
ワイドハイターで洗濯機が壊れる理由
「衣類に使うワイドハイターならば洗濯機も洗浄できるのでは？」と考える人もいますが、ワイドハイターも洗濯機洗浄の利用はおすすめできません。
| 衣料用ハイター | 次亜塩素酸ナトリウム、アルカリ剤 |
| ワイドハイター | 過酸化水素（酸素系）、界面活性剤（ポリオキシエチレンアルキルエーテル） |
衣料用ハイターとワイドハイターは衣料に使う点は同じですが、そもそも成分が異なっています。衣料用ハイターは塩素系漂白剤に対して、ワイドハイターは酸素系漂白剤です。
ワイドハイターは塩素系漂白剤でもないうえに界面活性剤も含んでいるので、洗濯機の洗浄には向いていません。
日立公式サイトでも、酸素系漂白剤は使用しないように注意書きがあります。
自己責任で使う人は多い
実際には、キッチンハイターを洗濯機に使っている人もいますが、これは自己責任で行っていることが多いです。
メーカーは推奨していないため、故障やダメージが出た場合、保証が適用されない可能性があることを理解しておきましょう。
「キッチンハイターを使用したから洗濯機が壊れた」という声はありませんでした。
洗濯機にハイターを使うなら衣料用ハイターにしよう
今回は、ハイターを洗濯機に使ってもいいのかについて紹介しました。
- 洗濯機のお手入れには衣料用ハイターの使用は、パナソニック、日立、東芝の公式サイトで推奨されている
- キッチンハイターやワイドハイターは多量の泡が出て、洗濯機の故障につながる可能性がある
- 自己責任で使っている人も多い
洗濯機の清掃には、洗濯機専用の洗浄剤を買わなくても、衣料用ハイターが使用できます。
衣料用ハイターは、記事作成時はAmazonで確認すると、1500mlが318円で販売されていました。1回あたり200ml使用する場合は、1回あたりは約43円と激安価格で洗濯機洗浄ができます。
1回43円なら気軽にできるね！！
ぜひ衣料用ハイターを使って清潔な洗濯機をキープしてくださいね！
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