ベーキングパウダー、入れすぎちゃったかも…。どうしたらいいのかな。
ベーキングパウダーを入れすぎてしまうと、舌がピリピリすることもあります……。せっかくの手作りお菓子も味や食感が楽しめなくなってしまいますよね。
今回はベーキングパウダー入れすぎるとどうなるのか、入れすぎた場合の対処法味について紹介します!
- 入れすぎた場合の味や食感の変化
- 入れすぎた場合の対処法
- 過剰摂取による体への影響
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ベーキングパウダーを入れすぎるとどうなる?
ベーキングパウダーを入れすぎると、料理やお菓子の味や食感に大きな影響を与えます。
ベーキングパウダーを入れすぎた場合の影響は、次のとおりです。
ベーキングパウダーの入れすぎによる影響を詳しくお伝えしていきます。
ベーキングパウダーを入れすぎてしまった人は、対処方法も紹介するので参考にしてね!
ピリピリしたり苦みを感じる
ベーキングパウダーを入れすぎると、特有の「ピリピリ」とした不快な味を感じることがあります。
舌がピリピリする原因は、ベーキングパウダー(重曹)に含まれるアルカリ性成分です。ベーキングパウダーを入れすぎてしまうと、この成分が強く感じられてしまいます。ピリピリした食感以外にも苦みを感じる場合もあります。
クッキーやケーキなどの焼き菓子で、焼き上がり後に口の中でチクチクとした刺激を感じた場合は、ベーキングパウダーの入れすぎの可能性があります。
食感が変わる
ベーキングパウダーを入れすぎると、食感にも大きな影響が出ます。入れすぎてしまったベーキングパウダーは、ふわふわ食感よりおもボソボソ・バサバサといった食感の原因になります。
通常、ベーキングパウダーは生地をふっくらと仕上げるために使用されますが、過剰に入れると逆効果になるので注意してください。
パンケーキやスポンジケーキの表面が硬く、内部はパサパサとした食感になってしまった場合は、ベーキングパウダーの入れすぎの可能性があります
見た目が悪くなる
ベーキングパウダーを入れすぎると、料理やお菓子の見た目にも悪影響が出ます。
焼き菓子やパンでは、焼き上がりが不均一になったり、表面が焦げやすくなるといった影響が出やすいです。マフィンやケーキの場合は膨らみすぎて、型からはみ出て不恰好な仕上がりになってしまうこともあります。
もし、すでにベーキングパウダーの入れすぎてしまった場合は、次の章で対処方法をお伝えするので、参考にしてください。
ベーキングパウダーを入れすぎた時の対処法3選
すでにベーキングパウダーを入れすぎた場合でも、廃棄せずにそのまま使用する対処法を紹介します。
ベーキングパウダーを入れすぎてしまって困っている人は、参考にしてください。
もし少しだけベーキングパウダーが多くなってしまった場合は、そこまで気にしなくても大丈夫!味見してから苦みを感じたら、生クリームやチョコレートをトッピングすると気にならないよ!
生地にレモン汁を加える
ベーキングパウダーを入れすぎた場合、生地に酸性のレモン汁を加えることでバランスを取ることができます。
酸性成分がアルカリ性のベーキングパウダーを中和し、ピリピリ感や苦みのある味をやわらげる効果が期待できます。
もちろんレモン汁以外でも酸性成分がある食品ならば、代用することが可能です。
ほかの材料を追加する
ベーキングパウダーの量を誤って多く入れてしまった場合、ほかの材料を追加することでバランスを取ることができます。
粉類や卵、牛乳などを追加して、全体の配合を再調整することが有効です。ベーキングパウダーを倍量入れてしまった場合は、思い切って2倍の量のお菓子を作ることで解決できますね!
味が変わる心配もないので、材料がある場合はこの方法が1番おすすめできます!
生地を休ませてから焼く
生地を少し休ませることで、ベーキングパウダーが過剰に作用するのを防ぐことができます。
ベーキングパウダーは、酸とアルカリが反応して二酸化炭素を発生させ、そのガスによって生地を膨らませます。生地をすぐに焼くと、発生したガスが急激に膨張し、過剰な膨らみや食感の悪化を引き起こすことがありますが、生地を休ませることで、発生したガスが安定し、焼いた時に過剰に膨らむのを防ぐことができます。
入れすぎてしまった場合は、少し放置してから焼いてみるといいかもしれませんね!
ベーキングパウダーの過剰摂取は体にも悪い
ベーキングパウダーの入れすぎは味や食感にも悪影響を及ぼしますが、ベーキングパウダーの過剰摂取は体にも悪い影響があります。
ベーキングパウダーの過剰摂取による悪影響は、次のとおりです。
ベーキングパウダーは、通常の使用方法であれば体に悪い食品ではありませんが、過剰摂取には注意しましょう。
消化不良を引き起こす
ベーキングパウダーを大量に摂取すると、消化不良を引き起こす可能性があります。
アルカリ性の成分が消化器官に影響を与え、胃もたれや腹痛などの胃腸トラブルを招くことがあります。お菓子作りで大量のベーキングパウダーを使った後、消化不良の症状を感じる場合があります。
ナトリウム過剰になる
ベーキングパウダーにはナトリウムが含まれており、過剰に摂取すると体内でナトリウムが増えすぎる可能性があります。
ナトリウムの過剰摂取は、高血圧やむくみの原因となることが知られています。
毎日ベーキングパウダーを使ったパンやお菓子を過剰に食べ続けると、ナトリウムの摂取量が自然と増えてしまいます。これにより、体調不良を感じることがあるため、普段の食事でもバランスを考慮することが大切です。
アルミニウムを含む商品がある
ベーキングパウダーの中には、苦みを感じる原因であるアルカリ成分を中和させる目的で、アルミニウムが含まれる商品があります。
健康な成人の人が一般的な量を使用する場合は心配ありませんが、幼児やベーキングパウダーを使ったお菓子を日常的によく食べる人は注意が必要です。
特に乳児など体の小さいお子様には、アルミニウムの許容量が少ないので、アルミフリーのベーキングパウダーを選ぶと安心です。
値段もほとんど変わらないからアルミフリーを選んでいるよ!
まとめ|ベーキングパウダーを入れすぎたらどうなる?
今回は、ベーキングパウダーを入れすぎたときに起こる味や食感の変化や対処法について紹介しました。
- ベーキングパウダーを入れすぎるとピリピリしたり苦みを感じることがある
- 味や風味にも影響が出るので分量通りがおすすめ
- 過剰摂取はナトリウムやアルニウムの面でもよくない
- 健康志向の人からはアルミフリー商品が人気
ベーキングパウダーを入れすぎると、味がピリピリしてしまったり、食感が崩れる原因となります。もし、ベーキングパウダーを入れすぎた時は、生地にレモン汁を加えたり、他の材料を追加することで風味を調整することが可能です。
ですが、ベーキングパウダーを入れすぎることによっておこるナトリウムやアルミニウムの過剰摂取は体によくありません。なるべく分量には気を付けて使用しましょう。
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