バナナチップスって食べ過ぎると体に悪いの?
バナナチップスがおいしくて、ついついぺろりと食べしてしまうときってありますよね!でもバナナチップスは食べ過ぎると、肥満のリスク以外にも下痢などの健康リスクもあります。
今回は、バナナチップスが体に悪いといわれる理由について紹介します。
\非常食にできるバナナチップスも!/
バナナチップスが体に悪いといわれる理由
バナナチップスが体に悪いといわれる理由は、カロリーや糖質の面以外にもあります。
上記の項目をそれぞれ詳しく紹介します。
①カロリー過剰
商品名 | 1袋あたり | 100gあたり |
---|---|---|
濃密バナナ | 368kcal (80g) | 526kcal |
バナナチップ (共立食品) | 236kcal (45g) | 524kcal |
バナナチップ (カルディ) | 1181kcal (220g) | 537kcal |
バナナチップスは独特の甘みで食べすぎになりがちですが、カロリーは高いので注意が必要です。
内容量が大きい商品だと1つで1000kcalを超える商品もあるので、なるべく少ない内容量の商品を買うようにしましょう。
少ない内容量ならばカロリーが抑えられるね!
②カリウムが多い
バナナ1本 (120g) | 430㎎ |
ドライバナナ (50g) | 650㎎ |
バナナはカリウムが多く含まれているため、濃縮されているバナナチップスのカリウムの含有量は多いです。カリウムの摂取目標量は、18歳以上の男性で3000㎎・女性で2600㎎で耐容上限量は設定されておりまん。(参照:厚生労働省)
カリウムを摂りすぎても大部分が尿で排出されるので、ほとんどの方は心配不要です。腎機能が低下している人は、高カリウム血症を起こす恐れがあるので注意が必要です。
③シュウ酸が多い
バナナには、尿路結石の原因のひとつであるシュウ酸が含まれています。生のバナナよりもバナナチップスのほうが、シュウ酸を多く含んでいるので食べすぎには注意してください。
バナナ以外にもコーヒー・紅茶・ほうれん草などにもシュウ酸が多く含まれています。バナナチップスを大量に食べる人は食べ合わせにも注意しましょう。
④便秘や下痢につながる可能性
バナナチップスを食べすぎると、カロリー等以外にも食物繊維の過剰摂取につながる可能性があります。
適量であれば、食物繊維不足解消などのメリットがありますが、ついつい食べすぎてしまう人は注意が必要です。バナナチップスを食べた後に、便の不調がある人は量を少なくするなどを心がけましょう。
⑤揚げ油の影響
バナナチップスは通常、揚げ油で調理されるため、揚げ物特有のリスクがあります。特に、使用される油が酸化したり、質の悪い油が使われている場合もあるので注意が必要です。
揚げ油の影響としては以下のようなリスクがあります。
- トランス脂肪酸が含まれる
- 油の酸化による有害物質の生成
- 動脈硬化や心疾患のリスク上昇
- 揚げ物特有の高カロリー摂取
市販のバナナチップスは大量の油で揚げられ、保存のためにさらに酸化を防ぐ処理が施されます。この酸化油を多く摂取すると、動脈硬化や心臓疾患のリスクが増える可能性があります。また、トランス脂肪酸の摂取は、特に中性脂肪やコレステロール値を悪化させ、肥満や心臓病のリスクを高めるとされています。
バナナチップスを食べ過ぎるとどうなる?
バナナチップスを食べ過ぎると、健康にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。特に体重増加や血糖値の急上昇のリスクがあるので、肥満傾向の人は注意してください。
バナナチップスを食べ過ぎた場合に考えられるリスクは、次のとおりです。
バナナチップスの上手な食べ方については、次の章で説明します。
体重増加のリスク
バナナチップスを食べ過ぎると、すぐにカロリーオーバーとなり、体重増加のリスクが高まります。
特に脂質や砂糖が多く含まれているため、無意識のうちに過剰摂取してしまうことがよくあるので注意が必要です。
たとえば、30gのバナナチップスを食べるだけでも150kcal以上の摂取となります。これを日常的に続けると、みるみるうちに体重増加してしまうので注意してください。
バナナチップスは控えめにし、体重管理に注意しましょう。
血糖値の急上昇
バナナチップスは砂糖でコーティングされていることが多く、食べると血糖値が急激に上昇します。この急激な血糖値の変動は、糖尿病やインスリン抵抗性を引き起こすリスクがあります。
血糖値の急上昇すると、その後急激に血糖値が低下します。この変化により、空腹感を感じやすくなったり、集中力の低下を招く可能性があります。また脂肪としても蓄積されやすくなることも考えられます。
健康バランスの乱れ
バナナチップスを食べすぎると、栄養バランスが崩れ、体調不良や健康の悪化につながる可能性があります。
バナナチップスを毎日食べ続けると、脂肪や糖分の過剰摂取によって肌荒れや便秘、免疫力の低下が起こる可能性があります。また、バナナチップスに含まれる栄養は偏っており、他の食事からビタミンやミネラルを補わなければなりません。
食べ過ぎには注意し、栄養バランスを意識して生活しましょう。
バナナチップスの上手な食べ方を紹介
バナナチップスのメリットを得るためにも、身体に悪くない食べ方をこころがけることが大切です。
バナナチップスを食べるときの注意点は次のとおりです。
- 食べる量を決める
- 砂糖なしの商品を選ぶ
- ドライバナナや手作りに変える
- 柑橘系の果物やカルシウムと一緒に食べる
注意点は多いですが、気になるデメリットの項目だけでもご確認ください。
①食べる量を決める
バナナチップスのカロリーや糖質の高さが気になる人は、食べる量を決めることが大切です。
一般的に間食は200kcal以内に抑えることが理想です。バナナチップスに当てはめると30~40g程度にしておきましょう。ダイエット中の人は、半分の20g程度がおすすめです。
②砂糖なしの商品を選ぶ
量を決めると同様に、砂糖なしの商品を選ぶとカロリーを抑えられます。
スーパーでは見つけづらいですが、ネット通販では「バナナチップス 砂糖不使用」で検索するといろいろな種類が販売されています。バナナは甘みの強い果物なので、砂糖不使用の商品でも十分な甘みがあります。また無添加の商品も多いので、添加物が気になる人にもおすすめです。
③ドライバナナや手作りに変える
バナナチップスはココナッツオイルで揚げられることが多いです。ココナッツオイルには中鎖脂肪酸が含まれており、他の油に比べて身体に脂肪がつきづらい効果があります。
ですが、揚げたバナナチップスはカロリーが高くなりがちです。オーブンで手作りすればカロリーも抑えられます。手づくりが面倒な人はトーストして作ったノンフライバナナチップスも利用しましょう。
ドライバナナもノンフライチップスと言われてたりするよ!
④柑橘系の果物やカルシウムと一緒に食べる
バナナに含まれるシュウ酸はクエン酸やカルシウムと一緒に食べると、吸収を抑えられます。
バナナチップスを食べるときは牛乳やチーズ、柑橘系のドライフルーツと一緒に心がけると安心です。また水分も多く摂ると自然と排出しやすくなるので、シュウ酸が気になる人は水分摂取も心がけましょう。
コーヒーに牛乳はシュウ酸を考えると、組み合わせとしてベストだったんだね!
バナナチップスの食べすぎは体に悪い可能性あり
バナナチップスの食べすぎは、体に悪影響を与える可能性があります。
カロリーや糖質が気になる人はノンフライ商品や砂糖無添加商品、シュウ酸が気になる人はカルシウムや柑橘系の果物と一緒に食べることがおすすめです。
上手に間食としてバナナチップスを取り入れてみてくださいね!
\個包装だから食べすぎない/
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