「クリーム玄米ブランは身体に悪い」と時々目にしますが、理由が気になりますよね。
理由は原材料や添加物の心配、極端な食事の置き換えが大きいです。クリーム玄米ブランは、タンパク質やカルシウム・鉄分を豊富に含んでいるので、不足しがちな栄養補給におすすめできる食品です。

身体に悪いと言われる理由を知ることが大切!
身体に悪いと言われる理由は主に以下のとおりです。
- ショートニングが入っている
- 添加物が多い
- カロリーや糖質が多い
- 極端な食事の置き換えをする人がいる
ですが、適量を食べる分には足りない栄養素を補給してくれるありがたい食品です。ぜひ理由を確認してみてください。
クリーム玄米ブランは適量ならば身体に悪くない

クリーム玄米ブランは、適量を食べる場合は身体に悪い食品ではありません。
栄養強化のための添加物は多いですが、安全性が認められているもののみを使用しているので、過度に心配する必要はありません。

野菜や果物からバランスよく栄養補給できればいいですが、毎食栄養バランスを考えて食事摂取することは大変難しいです。栄養機能食品は、不足しがちな栄養素を補えるので、悪いことばかりではありません。
クリーム玄米ブランは栄養機能食品であり、摂取目安量である1日1包装を食べると、1日当たりの摂取量目安のカルシウム33%・鉄33%を摂取可能です。
長期間のカルシウム不足が続くと骨折のリスクが高まったり、鉄分不足は貧血を引き起こすこともあります。栄養機能食品から摂取できると、不足のリスクを減らすことが可能です。

カルシウムも鉄分も食生活から十分に摂りづらいので助かる!
アサヒグループが国内で製造しており、大手企業が作っている安心感もあるので、栄養機能食品を探している人におすすめできます。
クリーム玄米ブランが身体に悪いといわれる理由

クリーム玄米ブランが身体に悪いと言われる理由についてお伝えします。
- ショートニング
- 添加物が多い
- カロリーや糖質が多い
- 極端な食事の置き換えをする人がいる
適量(1日1~2包装)を食べる場合は問題ありませんが、考えられる理由について、それぞれ紹介します。
ショートニングが入っている
クリーム玄米ブランの原材料にはショートニングが含まれています。
ショートニングは「食べるプラスチック」と呼ばれており、大変怖い食品のように見えますが、中身は植物油脂です。ペットボトル等のプラスチックとは全く別物なので、過度に心配する必要はありません。
ショートニングに含まれるトランス脂肪酸は悪玉コレステロールを上げやすいので過剰摂取はよくありませんが、日本人はトランス脂肪酸の摂取量は元々少ないです。そのため他国のように規制する必要がないと考えられています。
本人がトランス脂肪酸から摂取する平均的なエネルギー量は、農林水産省による平成17-19年度(2005-2007年度)の調査の結果、総摂取エネルギー量の0.44~0.47%であり、WHOの目標値である総摂取エネルギー量の1%未満でした。
各国・地域における脂質・トランス脂肪酸の摂取量:農林水産省 (maff.go.jp)
クリーム玄米ブランを食べた結果、トランス脂肪酸の増加で目標値である1%を超えることは考えづらく、適量摂取である場合は問題ないです。
添加物が入っている
クリーム玄米ブランは多くの添加物が入っています。
栄養強化を目的とする添加物に関しても、栄養成分関連添加物指針なども出ており、人体に安全な量に設定されています。多量摂取はよくありませんが、一般的な量ならば健康被害が出ることはありません。
(参照:栄養成分関連添加物に関する食品健康影響評価指針について)
カルシウムや鉄分などは、通常の食生活を送っていると不足しがちな栄養素です。栄養機能食品を上手に取り入れると、摂取しづらい栄養素も手軽に摂れるというメリットもあります。
カロリーや糖質が多い
クリーム玄米ブランはヘルシーな食品に見えますが、意外とカロリーや糖質が高いです。
特に糖質は1包装あたり約15gあるので、糖質を避けている人にとっては注意が必要です。カロリーや糖質の過剰摂取は、肥満の原因にも繋がるので、食べすぎは身体に悪いと言えます。
極端な置き換えによる食事
クリームブラン玄米ダイエットをしている人は、食事がわりに食べている人もいます。
1食の食事を短期間置き換えている人だけではなく、3食すべての食事をクリーム玄米ブランに置き換えている場合は注意が必要です。
特定の食材だけに偏った食事は栄養バランスを崩しやすく、体調にも異変が出る可能性があります。1食だけ置き換える場合であっても、期間を決め他の食事ではバランスよく食事することも大切です。
クリーム玄米ブランの中身をチェック

クリーム玄米ブランの中身をチェックしていきます。フレーバーはブルーベリー味で検証してみました。
カロリーと糖質
カロリー | 174kcal |
糖質 | 16g |
厚生労働省によると、一般的な間食のカロリーは200kcal以下程度が適量と言われています。クリーム玄米ブランのカロリーは適正範囲といえます。
1日の糖質量の平均摂取は200g~300gで、クリーム玄米ブランの16gの糖質は適切な範囲です。糖質制限している人では間食を10g以下に抑えている人も多いので注意が必要です。

間食でも積極的に栄養を補給しよう!

原材料
小麦粉(国内製造)、ショートニング、砂糖、オールブラン(小麦外皮、砂糖、その他)、大豆たん白、ブランフレーク、全卵、玄米粉、水飴、ブルーベリー加工品、ぶどう糖、ブルーベリー果汁パウダー、乳糖、食塩、サワークリームエキスパウダー/卵殻Ca、セルロース、トレハロース、グリセリン、酸味料、炭酸Mg、乳化剤、ピロリン酸第二鉄、酸化防止剤(V.E)、香料、ナイアシン、V.E、パントテン酸Ca、V.B₂、V.B₁、V.A、V.B₆、葉酸、V.D、V.B₁₂
クリーム玄米ブラン(ブルーベリー味)の原材料をいくつか調べてみたので、お伝えします。
ショートニング | トランス脂肪酸が悪玉コレステロールを上げる可能性あり。 日本人の摂取量は元々少ないため規制はなし。 |
卵殻Ca | 卵の殻を原料として作られているカルシウム |
セルロース | 不溶性食物繊維のひとつ |
トレハロース | 天然の糖質。人工甘味料ではない。 |
ピロリン酸第二鉄 | 食品分野で鉄の補給剤として使われている EUでもリスクの低い有効成分として認可されている |
添加物は悪い存在ではなく、食事から摂る範囲であれば身体に悪影響を与えることはないと言われています。国が調査し認可しているので過度に心配する必要はありません。
ショートニングを規制している国もあり不安に感じる人もいますが、日本人の摂取量は基準値以下です。大量に食べる人以外には気にする必要はありません。
まとめ|クリーム玄米ブランは身体に悪い?
クリーム玄米ブランは身体に悪いと言われることもありますが、適量を食べる分には問題ない食品です。
大手メーカーのアサヒグループが国内で生産しているので、安心して選べます。
問題になることの多いショートニングですが、国内では摂取目安量を下回る人が多いため、パンやクッキーを多量に食べる人以外は過度に気にする必要はありません。
「タンパク質・食物繊維・鉄分・カルシウムが不足しているなぁ」と感じる人は、クリーム玄米ブランも取り入れてみてくださいね。

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