オルトランを使用した野菜は食べられる?気を付けたい注意点も紹介

オルトランを使った野菜

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オルトランを使った野菜って食べられるの?
日にちとあるのかな?

害虫対策に手軽に使えるオルトラン。私自身も家庭菜園で使っており、その効果を実感しています。

オルトランを使用しても作った野菜を食べることは可能です。オルトランは農薬なので、使用方法と収穫までの期間は守りましょう。

今回は、オルトランを使用した野菜はどこまで食べられるかについて紹介します!

\実際に使って効果実感しています!/

オルトランなしでは害虫がすぐきちゃうからなくてはならない存在になってるよ

目次

オルトランを使った野菜は食べられる?

家庭菜園で使用される農薬の中でも、オルトランは一般的に使われている薬剤の一つです。しかし、「オルトランを使った野菜は食べても大丈夫なのか?」と心配される方も多いでしょう。

実際にオルトランを使用した野菜の安全性については、正しい使用方法を守れば問題ないとされていますが、注意点もあるのでお伝えしていきます!

農薬の使用には必ず「使用方法」と「使用期限」があり、これを守ることが前提です。具体的には、撒きすぎないこと、指定された収穫までの待機期間を守ることが重要です。

ルールを守っていれば食べられる

オルトランは、正しい使用方法を守る限り、使用後の野菜を食べても安全だとされています。

オルトランを使用する際は野菜ごとにオルトランの使用量が決められているので、必ず守りましょう。撒きすぎてしまうと残留農薬のリスクが高まります。

なるべく手間をかけたくない人は袋タイプよりもボトルタイプのオルトランのほうが計量いらずで簡単です。

オルトランの量を守ることは意外と簡単だから安心してね!
ボトルタイプなら4~5回ふると1g散布できるよ!

残留期間によっては食べられないものもある

オルトランは、野菜によって残留期間が異なるため、すべての野菜が同じ期間で安全になるわけではありません。

農薬の成分が野菜に残留する期間は、野菜の種類や環境によって異なります。そのため、使用後の収穫までの待機期間を守らないと、野菜に農薬が残ってしまう可能性があります

オクラ収穫14日前まで
かぶ収穫21日前まで
えだまめ収穫21日前まで

たとえば、かぶは収穫21日前までオルトランを使用できますが、オルトランを使用した場合は、かぶの間引き菜を食べることはあきらめることになります。特に収穫の早い葉物野菜などはオルトランの残留農薬に気を付けましょう。

葉物野菜はオルトランよりネットで対策がおすすめだよ!

オルトランを使用した場合は「間引き菜は食べない」と覚えておこう!

オルトランの種類と使い分け

オルトランにはいくつかの種類があり、それぞれ使用方法や安全性が異なります。

オルトランの種類とそれぞれの使い方について、詳しく説明していきます!

オルトランの種類

オルトランには、粒剤や水溶性などの種類があり、それぞれ異なる特徴があります。家庭菜園であれば、オルトランの粒剤タイプを選ぶことが多いです。

オルトラン粒状2~3週間アブラムシ、アザミウマ、ヨトウムシなど
オルトランDX粒状約1か月上記に加えてコガネムシの幼虫にも

オルトランDXでは、使用できる野菜の項目にキャベツなどが減っているので注意しましょう。オルトランDXでもトマト、きゅうり、なすは使えます。オルトラン粒状のほうが使える野菜の範囲は広いので幅広く使いたい人はオルトラン粒状がおすすめです。

オルトランとオルトランDXの両方を持っていてもいいのですが、家庭菜園レベルではなかなか減らないので、どちらか1本にしぼることがおすすめです!

アブラムシ対策ならオルトランで十分なんだけど、コガネムシにやられたときは両方買っておけばよかったかなぁと後悔してる……。(今までに2回やられました)

収穫前はオルトラン以外の方法もある

収穫直前に害虫被害が気になる場合、オルトランに頼らず、別の害虫対策を検討するのも良い方法です。オルトランは苗を植えるときにつかうことが多いです。

  • 収穫前でも利用できるスプレーを使う
  • ネットを利用する
  • アブラムシ寄せを利用する

「もうすぐ収穫なのに……」というときも、家庭菜園しているとよくあることです。

収穫前でも利用できる害虫駆除の用意をしておくと安心して、野菜と向き合えます。

\収穫数日前まで使えます/

オルトラン使用後の野菜を安全に食べるためのポイント

オルトランを使用した野菜を安全に食べるためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。

これにより、残留農薬のリスクを最小限に抑えることができます。具体的なポイントは次のとおりです。

では、詳しく見ていきましょう!

撒きすぎない

オルトランの使いすぎは、残留農薬のリスクを高めるため、適切な量を守ることが大切です。

多くの家庭菜園用農薬のパッケージには、使用量がしっかり記載されています。過剰に撒くと、土壌や野菜に農薬が蓄積される原因となります。パッケージの指示通りの量を撒きましょう。

「オルトランの量が分からない……」となったときは、少し少なめでも大丈夫でも、効果を発揮してくれています(害虫対策は自己責任ですが、残留農薬よりはマシですよね!)

撒いた日付はメモしておく

オルトランを撒いた日付を記録しておくことで、収穫までの待機期間を確認しやすくなります。

例えば、収穫まで14日間の待機期間が必要な野菜にオルトランを撒いた場合、その日付を忘れてしまうと、収穫のタイミングがわからず廃棄のリスクが増えてしまいまう。

肥料をあげたタイミングも一緒にメモしておくと便利です。

特におくらや株を育ているときは収穫まで短いからメモしておくといいよね!

オルトランを撒きすぎた場合の対処方法

万が一、オルトランを過剰に撒きすぎた場合、野菜に残留するリスクを減らすための対処方法を行うことが大切です。

オルトランを撒きすぎた場合、すぐに対応することで影響を最小限に抑えられます。具体的な方法は、土壌の一部を入れ替える対処方法がおすすめです。収穫までの待機期間を通常よりも長めに設定することも有効です。

まとめ|オルトランを使用した野菜は食べられる

今回は、オルトランを使用した野菜は食べられるのかについて紹介しました。

この記事のポイント
  • オルトランを使用した野菜は食べられるが、間引き菜は食べられない
  • 収穫何日前などの規定がある野菜もあるので注意する
  • オルトランとオルトランDXでは効果の持続期間以外にも使える野菜が異なる

オルトランは家庭菜園する人の心強い味方です。

実際にわたしもオルトランを使用しはじめてから、アブラムシの大量発生から逃れることができるようになりました。適量を適切なタイミングで使えば、オルトランを使用した野菜でも安心して食べられます。

まだ試したことがない人は、ぜひ一度試してみてくださいね!

\使える野菜の範囲が広くてうれしい/

\持続期間が長い&コガネムシ対策にも有効/

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