パンガシウスがまずいって本当?
白身魚の名前で売られているパンガシウス。
パンガシウスの正体は、東南アジアに生息しているものすごく大きなナマズです。安価で手に入りやすいパンガシウスの味はまずいのか、どんな調理方法がいいのか気になりますよね!
今回は、パンガシウスがまずいといわれる理由や調理方法について紹介します。
- パンガシウスがまずいといわれる理由
- 臭みをとる方法
- おすすめの調理方法
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パンガシウスが「まずい」と言われる理由
パンガシウスは安価で手に入りやすい魚ですが、一部まずいと感じる人がいます。ですが、白身魚として違和感のない味で、多くの人に受け入れられています。
パンガシウスがまずいといわれる理由は、次のとおりです。
パンガシウスが「なまず」というだけでおいしくないと思い込んでしまう人もいるので、個人の価値観もまずいといわれる理由のひとつといえます。
泥臭いにおいがする
パンガシウスがまずいといわれる理由のひとつが「におい」です。
パンガシウスはなまずの一種なので、一部商品ではかなり泥臭いにおいがすることもあるようです。ですが、ほとんどの商品では、泥臭いにおいを感じる人はほぼいません。
万が一、においを感じるパンガシウスに当たってしまった場合は、臭みをとる方法も後ほど紹介するので参考にしてください。
くら寿司ではお寿司として使われていたほどだから、そこまでにおいを気にする必要はなさそうだね!
パサつきやすい
パンガシウスがまずいといわれる理由のひとつは「パサつき」です。
タラなどの白身魚でも焼きすぎてしまうと、すぐにパサついた食感になってしまいますが、パンガシウスも同様に調理方法次第ではすぐにパサつきが出てしまいます。またパサつき以外にも、食感に違和感を感じる人もいます。
パサつきが気になる人は、なるべく水分が失われないようなパン粉焼きやソース和えなど工夫して食べましょう。
調理方法があっていない
パンガシウスがまずいといわれる理由のひとつは、「調理方法があっていない」ことです。
パンガシウスは下処理や調味料の工夫次第で、安く美味しく食べることが可能です。タラなどの白身魚とは異なり、あまり食べなれていない魚のひとつなので、シンプルな塩焼きよりもひと手間かけた料理のほうがおいしく食べられます。
味はたんぱくなので、どんなソースとも相性抜群であまり調理方法に困ることは少ないです。
シンプルに食べたいときはタラ、ほかの調理方法ならパンガシウスなどを選ぶと、食費節約ができるよ!
パンガシウスの臭みの原因と対策
パンガシウスがまずいと感じる大きな原因のひとつのにおいの対策方法をお伝えします。
市販で売られているパンガシウスは下処理なしでも臭くないことが多いですが、魚のにおいに敏感な人は下記の方法をお試しください。
商品選びを変える
パンガシウスが臭いといわれる商品では「解凍するときのにおいが強い」という意見があります。
パンガシウスの養殖環境による水質の影響が、解凍臭とよばれる独特の臭みの原因となっていることもあるので、においに敏感な人は冷凍されていないパンガシウスを選びましょう。
下処理をおこなう
パンガシウスの臭みを抑えるためには、調理前の下処理が大切です。
においを抑える下処理方法は、ほかの魚と同様におこなうとパンガシウスのにおいも軽減されます。
こうした方法で表面の臭み成分を洗い流すことで、魚の風味が改善されます。
- 塩を振り、5分ほど置く
- 酒をかけて10分ほど置く
- 酢水に浸ける
- 水分をキッチンペーパー等でふきとる
上記の工程をすべて行う必要はなく、においのレベルによって使いわけましょう。
塩をかけて出たぬめぬめした水分は、キッチンペーパー等でふきとってくださいね!
調理方法を工夫する
下処理をした場合でも、わずかに残るにおいが気になる場合は調理方法を工夫しましょう。
- 生姜やにんにくで風味を追加する
- あげ焼にする
- 香草やハーブ、カレー粉などにおいのあるものを使う
- レモン汁をかける
わずかに残ったパンガシウスのにおいも、においの強い香辛料や風味を加えることで、魚独特のにおいを感じずにおいしく食べることが可能です。
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パンガシウスを美味しくする調理法3選
パンガシウスをおしいく食べるための調理方法を3つ紹介します。
ここでは、家庭で試せる簡単なレシピを3つご紹介します。
香草焼きで
パンガシウスの香草焼きは、臭みが気になる方にもおすすめの調理法です。
パンガシウスを香草と一緒に焼くことで、独特の臭みが和らぎます。ローズタイムやマリーなどを使ってもいいですが、家庭で常備していることが多いパセリ等でも可能です。
- パンガシウスを一口大に切る
- 塩・胡椒で軽く下味をつける
- ローズマリーとタイムを散らす
- オリーブオイルをかけて焼く
仕上げに、レモンをかけて食べると、さらに爽やかな味わいになります。
白身魚のフライ
パンガシウスの揚げ物は、食感のパサつきが気になる人におすすめの調理方法です。
パンガシウスを揚げ物にすることで、表面がカリッと仕上がり、中はふんわりとした食感が楽しめます。
- パンガシウスに下味をつける
- 唐揚げ粉またはパン粉をまぶす
- 180度の油で揚げる
- カリッと揚がるまで約3分
唐揚げ粉を使うと表面がカリッとし食べごたえのある仕上がりになります。外食の際に食べる白身魚のフライの味が好きな人は、特においしく食べられます。
煮込み料理
においの強いスープで煮込み料理することは、魚料理が苦手な人にもおすすめです。
香辛料や野菜と一緒に煮込むことで、魚の旨味がスープに溶け込み、濃厚な味わいになります。トマトやカレー風味に仕上げると、魚料理が苦手な人でも抵抗なく食べられます。
- パンガシウスを一口大に切る
- トマトや玉ねぎを加える
- カレー粉やハーブで味付け
- 弱火でじっくり煮込む
トマトと一緒に煮込むことで、パンガシウスの風味が調和し、酸味と甘みが加わります。またカレー風味で煮込むと、パンガシウスの臭みが完全に消え、香ばしい風味が楽しめます。
ほかの調理方法が気になる人は、タラのレシピで検索してみてね!
まとめ|パンガシウスはまずい?
今回は、パンガシウスの味がまずいのかについて紹介しました。
- パンガシウスはほとんどの人は問題なく食べられる
- 一部、においやパサつきによりまずく感じる人もいる
- パンガシウスのにおいやパサつきは、下処理や調理方法を工夫することでおいしく食べられる
パンガシウスの口コミを確認しても、「まずい」という声は少なかったです。
なまずを食べることへの抵抗感や食べなれない外国魚に対して抵抗がある人はいるものの、パンガシウスは食費を節約したい一般家庭の人にとっては強い味方です。
まだ食べたことがない人は、一度試してみてくださいね!
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