ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいい理由とは？安全基準以外の問題もある

「ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいい」なんて、たまに聞きますがどうしてなのだろうと気になりますよね！

結論からいうと、ペットボトルの水は飲んでも全く問題ありません。ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいいといわれる理由は安全基準や環境問題や金銭的負担などがあります。

今回は、ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいいといわれる理由について紹介します。

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ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいい理由

ペットボトルの水はいつでもどこでも飲めて便利ですが、デメリットもあります。

ここでは、ペットボトルの水をやめたほうがいい理由としてよく言われることを紹介します。

ペットボトルの水は便利ですが、安全基準への不安や衛生問題、環境問題、金銭的なコストの負担があげられます。

安全基準の問題

「ペットボトルの水よりも水道水のほうが安全基準が厳しい」という話は、少し有名ですよね。

実は、水道水とペットボトルの水では守るべき法律やチェック項目が異なります。

	水道水	ペットボトルの水
法律	水道法	食品衛生法
チェック項目	51項目	39項目

水道水のほうペットボトルの水よりも守るべきチェック項目が12個も多いです。もちろんペットボトルの水も、ほかの清涼飲料水同様に飲んでも問題ない安全基準は守られています。

水道水とペットボトルの水で共通しているチェック項目も確認してみました

	水道法	食品衛生法 （除菌・殺菌あり）
カドミウム	0.003㎎	0.003㎎
鉛	0.01㎎	0.05㎎
ヒ素	0.01㎎	0.05㎎
フッ素	0.8㎎	2㎎
亜鉛	1㎎	5㎎
マンガン	0.05㎎	2㎎
ホウ酸	1㎎	30㎎

水道法と食品衛生法では、共通している7項目でも水道法のほうが基準が厳しいです。

また日本のペットボトルの水は殺菌済みであることがほとんどですが、欧米諸国ではナチュラルミネラルウォーターは無殺菌であることも多いです。

以上のことを考えると、水道水のほうがペットボトルの水よりも安全基準が高いということが事実です。なんとなく水道管などに不安はあるものの安全基準を見ると水道水のほうが優秀ですね！

容器の成分への不安

水道水とペットボトルの水の安全基準以外にも、容器の問題があげられることもあります。

特に話題となっていることは「ペットボトル飲料にはマイクロプラスチックが含まれている」という研究論文が発表されてことです。マイクロプラスチックにより脳梗塞や心筋梗塞のリスクが上がると言われると不安になりますよね……。

嘘のような話に聞こえますが、コロンビア大学の米科学アカデミーチームによると確かにマイクロプラスチックは検出されているようです。ですが、WHOによると、現状のマイクロプラスチックの検出レベルでは健康被害なしと報告書が公表されています。（参照サイト：BBC）

マイクロプラスチックの問題は、ペットボトルの水だけではなく水道水や河川などでもマイクロプラスチックの混入が確認されているのでペットボトルの水だけを避ければいいわけではありません。

マイクロプラスチックなどの微粒子もキャッチしてくれます

またペットボトルは化学物質が溶出する可能性はあると言われており、動物実験では発がん性が認めれれています。マイクロプラスチック問題以外にもペットボトル飲料に少なからずリスクがあることは事実です。

詳しく知りたい人は食品安全委員会の食品用ペットボトルから溶出する化学物質の摂取量の推定に関する研究をご覧ください。

菌が増殖してる可能性

口を付けて飲むことがおおいペットボトルは、菌が増殖している可能性が非常に高いです。

ペットボトルの水は砂糖が入っていないので、菌が増殖するイメージは少なかったのです、残念ながらしっかりと菌は増殖していました……。

市販のミネラルウォーターを直飲みした後、冷蔵庫（5℃以下）・クーラーをかけた室内（約26℃）・屋外（37℃）で5時間放置したところ、冷蔵庫で保管したものは24個／ml、室内で保管したものは44個／ml、屋外で保管したものは180個／mlに増殖しました。

ペットボトルの直飲みは要注意？菌の増殖を抑える方法も解説 – 水と暮らしのお役立ち情報 |【公式】アルカリ生天然水「リセットタイム」

ペットボトルの水を飲む際は、なるべくコップを使用して早めに飲み切ることがおすすめです！クーラーをかけた室内であっても菌は増殖するので油断大敵です。

環境への配慮

ペットボトルの水を飲まないほうがいいと言われる理由は、安全面以外にも環境への配慮でもあります。

ペットボトルはプラスチック廃棄物が増加し、自然環境への悪影響が懸念されています。日本国内のペットボトルの年間排出量は、約250億本あり、約8割はリサイクルされていないとも言われています。

最近では、スーパーの袋の有料化や紙ストローの変更などで「脱プラスチック」を目指す動きがあります。外出中などには便利なペットボトルですが、自宅にいるときはペットボトルの水を飲まないほうが環境に配慮した行動かもしれません。

金銭的な負担

ペットボトルの水を日常的に購入することは、家計にも負担がかかります。

最近では、節約のためにラテマネーを節約しようという動きがありますが、ペットボトルの水代も節約したほうが金銭的負担は少ないです。

毎日130円の水を買い続けるた場合を計算してみると、1か月で3900円、1年では46,800円の金銭的な負担がうまれます。年単位で見ると数万円のコストなので、ばかにできない金額です。

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家庭用浄水器は4,000円程度で手に入るので、すぐに元は取れます。金銭的負担を減らしたい人はすぐに購入してしまうことがおすすめです！飲む水以外にも料理に使う水も変えられるメリットがあります！

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ペットボトルの水の代わりに何を飲む？

「ペットボトルの水がよくないのは分かったけど何を飲めばいいの？」となる人も多いはずです。

ここでは、ペットボトルの水に代わる代替方法をお伝えします！

	浄水器	給水機	ウォーターサーバー
初期費用	3000円～ 10,000円程度	0円～	0円～ 10,000円
継続費用	約1,000円/月	0円	約3,000円～
特徴	水道料金のみなので料理などにも幅広く使用できる	無印良品など給水できる場所が限られている	安いものから高いものまである

それぞれの方法のメリット・デメリットをお伝えします。

浄水器

いつでも自宅でコスパよく水を使いたい場合は、浄水器がおすすめです。

家庭用浄水器の種類は、主に2種類あります。

どちらにも共通していえることは、水がおいしくなったという意見が多いということです。

はじめは数千円の初期費用が掛かりますが、その後は月1,000円程度なので、圧倒的にコスパがいいです。

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給水機の水

外出先でのペットボトルの水の代用には、給水機があります。

最近では無印良品が無料の給水機を設置していることが話題になりました。無印良品以外でも、専用ボトル購入でスーパーの水を持ち帰れるサービスを実施している店舗もあります。

無印良品の店舗では、無印良品のボトルではなくてもマイボトルに給水可能です。途中で飲み物がなくなったときに、無印良品に寄って給水すれば、ペットボトルの水を買う必要がありません。

ウォーターサーバー

ウォーターサーバーは、家庭でいつでもおいしい水が飲めると設置する人が急増しています。料金は水素水などのお高めの水からペットボトルの水を買うよりも安い商品まであります。

業界最安値のウォーターサーバー「富士おいしい水」は、サーバーケア代650円払うだけで、富士おいしい天然水が12ℓ1388円で利用できちゃいます！

ウォーターサーバーでもリーズナブルな価格の商品を選ぶと金銭的な負担も減ります。

まとめ｜ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいい理由とは

今回は、ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいい理由について紹介しました。

ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいい理由には、複数の理由があることが分かりました！

水道水の匂いが苦手でペットボトルの水を愛用する人が多いと思いますが、家庭用浄水器の口コミを見ていると、「水がおいしくなった」という声が多いです！

家庭用浄水器を使うと、ペットボトルの水の問題である安全面、環境面、金銭的負担の3つを解決できます！今まで利用していなかった人は、ぜひ検討してみてくださいね。

＼「水がおいしくなった」という声も多数／

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