ゆうちょ通帳アプリは危ない？アプリでも不正利用の補償ある？

お金の管理に便利な各銀行のアプリ。

その中で「ゆうちょの通帳アプリが危ない」と言われることがあります。大切なお金を預けている通帳の個人情報が漏れださないのか気になりますよね！

結論からいうと、ゆうちょの通帳アプリが他の銀行アプリに比べて危ないという結果はありませんでした。どのアプリでもセキュリティ強化しておくことがおすすめです。

今回は、ゆうちょの通帳アプリの危険性や安全性についてお伝えします。

ゆうちょ通帳アプリが危ないと言われる理由

ゆうちょ通帳アプリが「危ない」と言われるのには、いくつかの理由があります。

特に利用者が感じやすい不安について、主に3つ紹介します。

上記の2点については、ゆうちょうの通帳アプリ以外でも心配されている点であり、ゆうちょの通帳アプリが特に危ないというわけではありません。

では、詳しく見ていきましょう！

暗証番号の入力が求められるから

ゆうちょ通帳アプリでは、利用者が暗証番号を入力する場面が多くあります。

「通帳の暗証番号はぜったいに教えてはいけない」と言われて育ってきた人にとっては、暗証番号の入力を求められるだけで騙されているのでは…？と、それだけで疑いたくなりますよね。

銀行の通帳アプリは、ゆうちょの銀行アプリ以外でも暗証番号を求められるので、ゆうちょ通帳アプリが特別危ないわけではありません。むしろ、銀行口座のみで残高などが確認できても怖いので、暗証番号の入力は仕方ないとも言えます。

暗証番号の入力は、利用者の認証に必要ですが、万が一他人に見られたり、漏えいしたりするリスクがあるので、入力の際には注意が必要です。

公共の場でアプリを開いた際に他人に暗証番号を覗かれてしまう可能性もゼロではありません。人がいる場所で暗証番号を入力する際は周囲をよく確認しましょう。

スマホ紛失時や盗難時の心配

スマートフォンを紛失したり盗難にあった場合、アプリに保存されている情報が不正利用される可能性があります。

特に、アプリには口座残高や取引履歴などの個人情報が含まれているため、不正アクセスされると大きなリスクです。スマホを紛失しただけでは暗証番号入力の必要性があるので、基本的には通帳アプリは安全です。

ですが、暗証番号が発覚してしまった場合は不正送金などのリスクがあります。予測されやすい暗証番号の場合は、さらにリスクが高まってしまうので要注意です。

こうしたリスクを避けるためには、スマートフォン自体のセキュリティ強化や予測されにくい暗証番号がおすすめです。

詐欺や偽物アプリ

インターネットを通したアプリには詐欺被害や偽物の心配をする人もいます。

偽物アプリに関しては、きちんとした公式アプリからインストールすることで偽物アプリをダウンロードしてしまうことを防げます。

詐欺被害ではアプリではなく、「金融機関からのメール」を装って暗証番号を求めてくる場合が多発しています。ゆうちょうの通帳アプリには暗証番号を入力しても、ほかでは絶対に入力しないことが大切です。

アプリの利用によって、暗証番号を入力することへのハードルを下げないようにしましょう。

ゆうちょ通帳アプリの安全性とは？

ゆうちょ通帳アプリには利用者の口座情報を守るためのセキュリティ対策が施されています。

どのような安全機能があるのか、また万が一の際の保証についても確認していきましょう。

ゆうちょ通帳アプリの基本機能

ゆうちょ通帳アプリでは、残高確認や入出金明細の確認などが簡単に行えます。また、振込や払込み、公共料金の支払いなどもスマホから手軽に操作できます。

忙しいときでも自宅で簡単にアプリで簡単に操作できる点が、多くの利用者に支持されています。アプリの機能があることで、送金のためにATMに行くことも減り、銀行カード紛失のリスクやATMで暗証番号をのぞかれる心配は減りました。

通帳アプリのセキュリティ対策

ゆうちょ通帳アプリでは、利用者の情報を保護するために様々なセキュリティ対策が施されています。万が一スマートフォンが不正アクセスされても、利用者の資産を守る仕組みが整えられています。

ゆうちょアプリでは様々なセキュリティ対策が行われています。（参照：ゆうちょ銀行）

被害にあったときの保証はあるのか

万が一、ゆうちょ通帳アプリが不正利用された場合、補償が受けられるのか気になるところです。セキュリティ対策があったとしても、もしものとき補償してもらえなければ不安ですよね。

ゆうちょ銀行では、利用者が被害に遭った場合に一定の条件下で補償を行っています。重大な故意の過失の場合は保証されませんが、ゆうちょ通帳アプリの不正利用でも保障されます。

不正利用された場合の窓口は、こちらです。

盗難や紛失による被害が発生した際には、速やかにゆうちょ銀行へ連絡することで、被害を最小限に抑えることが可能です。

通帳アプリを利用する際のセキュリティ対策5選

ゆうちょ通帳アプリを安全に利用するためには、日常的に行うべきセキュリティ対策がいくつかあります。ゆうちょ通帳アプリ以外でもセキュリティの見直しは有効なので、ぜひ一度確認しておきましょう。

これらの対策を実践することで、アプリ利用時のセキュリティを高められます！

二段階認証の利用

二段階認証は、通常のパスワードに加えて認証コードを必要とするセキュリティ対策です。

不正アクセスを防ぐために、二段階認証を利用してアカウントを保護しましょう。

• ログイン時に追加の認証が必要
• 第三者の不正利用を防止
• 設定はアプリ内で簡単にできる

たとえば、スマートフォンに送信される認証コードを入力することで、より高い安全性が確保できます。二段階認証を利用することで、アプリの不正利用リスクを大幅に減らすことが可能です。

セキュリティソフトの導入

スマートフォンにセキュリティソフトを導入することで、不正アプリのインストールやウイルス感染を防止できます。

特にフィッシング対策やマルウェアからの保護が重要です。

• フィッシング詐欺の防止機能
• 不正アプリの検出と削除
• リアルタイムのウイルススキャン

例えば、有名なセキュリティソフトをインストールしておけば、スマホを守るための多層的な防御が可能です。

安全な環境でアプリを利用するために、定期的にソフトを更新することも大切です。

公共Wi-Fiでの利用を避ける

公共Wi-Fiは便利ですが、情報が盗まれるリスクが高いため、金融アプリの利用は避けた方が良いです。

自宅やセキュリティの高い通信環境での利用を心がけましょう。

• 通信が盗聴される可能性
• アカウント情報が漏えいするリスク
• VPNの利用も効果的

たとえば、カフェや駅などの無料Wi-Fiを利用すると、通信が他人に傍受される恐れがあります。

安全な通信環境を確保するために、公共Wi-Fiではなく、信頼できるネットワークを利用しましょう。

定期的なアカウント確認

アカウントの取引履歴や残高を定期的に確認することで、不正利用の早期発見が可能です。

見覚えのない取引があれば、すぐに確認する癖をつけましょう。

• 不正取引を早期に発見
• 毎月の確認が安心
• 不審な動きがあれば即対応

たとえば、月に一度、アカウントの残高と取引履歴を確認する習慣をつけることで、万が一の不正を早期に発見できます。日頃からアカウントの動きをチェックしておくことで、安心して利用することができます。

端末ロックの設定

スマートフォン自体にロックをかけておくことで、他人が勝手にアクセスするリスクを減らせます。

端末のロックは暗証番号や指紋認証など、複数の方法を組み合わせて強化しましょう。

• 指紋や顔認証の利用
• 暗証番号の設定
• 画面ロックの時間を短く設定

たとえば、指紋認証を利用することで、他人にスマートフォンを盗まれても、アプリの不正利用を防ぐことが可能です。端末ロックの設定を行い、スマートフォンの紛失や盗難リスクに備えましょう。

まとめ｜ゆうちょの通帳アプリは危ない？

今回は、ゆうちょの通帳アプリは危ないのかについて紹介しました。

通帳アプリは使い慣れるまでは不安に感じる人もいますが、使い始めてしまうと自宅で残高確認や送金ができるので、かなり便利な存在です。

不安が強い人は必ずしも使わなければいけないものでもないので、無理に使わないこともひとつの方法です。

毎日の忙しい日常からほんの少し解放されたいと感じている人は、ゆうちょの通帳アプリの利用も検討してみてくださいね！