「玄米の食べ過ぎって体に悪いの?」「玄米を食べ始めてから胃が重たい気がする…」という人のために、気になる玄米の食べ過ぎについてお伝えします。
健康にいいといわれている玄米ですが、玄米の食べすぎるは胃腸や便秘のトラブルを招くことがあります。せっかく健康維持のために食べ始めた玄米が、身体に悪影響になっていたら悲しいですよね。
今回は、玄米の食べ過ぎによる悪影響!知っておくべき正しい玄米の食べ方健康について紹介します!
- 胃腸の不調や便秘の悪化
- 毎日の玄米の適切な摂取量
- 健康リスクを避ける食べ方
\消化されやすい玄米なら胃腸トラブルを減らせます/
玄米の食べ過ぎが引き起こす副反応
玄米は健康に良いといわれていますが、玄米を食べ過ぎて体調不良を引き起こす人も事実です。
玄米の食べ過ぎによる症状は、次のとおりです。
あてはまる症状があった人は摂取量の見直しや消化しやすい玄米への変更などを検討してみてください。
胃腸の不調
玄米の食べ過ぎは、胃腸に負担をかけることがあります。
玄米は白米と比べると食物繊維が多いので、消化に時間がかかります。消化が不十分だと胃痛や腹部膨満感などの不調が現れることがあります。
もし、玄米を食べていて胃腸の調子が悪いと感じる場合は、食べる量を減らし、よく噛んで食べるなど、消化を助ける工夫をすることが必要です。
便秘の悪化
玄米は食物繊維が豊富で、適量を摂取すれば便通を良くする効果があります。
しかし、食べ過ぎると、かえって便秘を悪化させることがあります。これは、玄米に含まれる食物繊維が過剰になることで、水分不足や腸の働きに負担がかかるためです。
便秘が気になる場合は、水分を十分に摂りながら、玄米の摂取量を調整することが効果的です。詳しく知りたい人は。玄米と便秘の関係についての記事をご覧ください。
玄米を食べ過ぎないための適切な摂取量は?
玄米を健康的に摂取するためには、適切な摂取量を守ることが重要です。
玄米の適切な摂取量を詳しく説明していきます。
1日の摂取目安
玄米の1日の摂取目安は、1食あたり100g前後が理想です。
玄米は栄養豊富ですが、食べ過ぎると消化不良やミネラル吸収の阻害を引き起こす可能性があります。
1食あたり100gが目安ですが、運動量が少ないデスクワーク中心の方は1食あたり80g程度、アクティブな生活を送っている方は120g程度に調整すると良いでしょう。
特にダイエット中の方は、炭水化物の摂取量全体をコントロールする必要があるため、玄米の摂取量も慎重に管理することが大切です。玄米のカロリーは白米に比べてもあまり大きくは変わりません。
他の食材とのバランス
玄米を食べる際には、他の食材とのバランスを考えることが重要です。
玄米だけに偏ることなく、他の食品と組み合わせることで、健康維持に役立ちます。玄米に食べなれてきた人は雑穀米にも挑戦してみてもいいですね!
定期的な体調チェック
玄米を日常的に摂取している方は、定期的に体調をチェックすることが重要です。
特に消化不良からくる胃もたれや不快感・便秘などの排便トラブルが続く場合は、玄米の摂取量を見直すことが必要です。
玄米を食べすぎることで身体に悪影響を及ぼしている可能性もあるよ!
健康に良い玄米の食べ方と注意点
玄米を食べる際には、正しい食べ方と注意点を知っておくことが大切です。
玄米の摂取目安量を守る以外にも気を付けてたい注意点を解説します。
具体的な方法をそれぞれ紹介します。
よく噛んで食べる
玄米を食べる際は、しっかりと噛むことが重要です。
玄米は白米よりも硬いため、よく噛まずに飲み込むと消化不良を引き起こす可能性があります。噛むことで唾液が分泌され、消化が促進されます。よく噛んで食べることは、消化を助けるだけでなく、満腹感を得やすくなるのでおすすめです。
消化しやすい玄米を選ぶ
消化が気になる方は、消化しやすい玄米を選ぶことがポイントです。
例えば、発芽玄米などは、通常の玄米よりも消化がしやすく、栄養吸収も良いと言われています。これらのタイプの玄米は、玄米のメリットを受け取りつつ、胃腸への負担を軽減することが可能です。
消化に不安がある方は、玄米の種類を工夫して、体に合った食べ方を見つけましょう。
\ロウ層をカットした消化しやすい玄米/
玄米の食べ過ぎは肝臓に悪いという噂について
一部では、玄米の食べ過ぎが肝臓に悪影響を与えるのではないかと言われていたことがありましたが、肝臓に悪影響を与える可能性は証明されていません。
むしろ玄米は脂肪肝を抑制するメカニズムがあると東京農業大学が発表しています。
玄米が肝臓に悪いという噂は、玄米の残留農薬による不安などからきていると考えられます。現在、日本で流通している商品は残留農薬の検査を受けている商品なので過度の心配は不要です。
玄米の食べ過ぎによるリスクに気をつけよう
今回は、玄米の食べ過ぎがもたらす体調への影響について紹介しました!
- 玄米の食べ過ぎは胃腸の負担になる
- 適切な1日の摂取目安が重要
- 玄米は肝臓に悪影響はないと考えられる
- 消化しやすい玄米を選ぶことがおすすめ
玄米は適量を守ることや、他の食材とのバランスを取ることが、健康維持に重要です。さらに、消化しやすい玄米を選んだり、よく噛んで食べることが、玄米をより効果的に摂取するためのポイントです。
玄米は豊富な食物繊維を含むので、どうしても消化不良をまねきがちです。ぜひ消化しやすい玄米を選ぶことで、胃腸への負担軽減のお手伝いがおすすめです!
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