バナナチップスって太るのかなぁ……
バナナチップスは比較的カロリーや糖質が高いお菓子なので、バナナチップスを食べると太るのか気になりますよね!
高カロリーのバナナチップスですが、カリウムや食物繊維などのバナナの栄養素を効率よく摂取できるメリットもあります。
今回は、バナナチップスは太るのか、上手な間食の取り入れ方について紹介します。
バナナチップスが太るといわれる理由
バナナチップスは手軽に食べられるスナックですが、太りやすい食品としても知られています。
バナナチップスが太るといわれる理由は、次のとおりです。
上記のバナナチップスが太りやすい具体的な理由を詳しく解説していきます。
おいしいからついつい食べ過ぎてしまう人が多いのも原因だね…
バナナチップスのカロリー
バナナチップスは非常に高カロリーです。
バナナ自体は100gあたり約89kcalですが、バナナチップスになると、そのカロリーは大幅に増加し、100gあたり約500kcalにもなります。揚げて作る工程が、バナナに油を吸収させるため、生のバナナよりも大幅にカロリーアップしてしまいます。
そのため少しの食べ過ぎがカロリーの大幅摂取につながってしまい、太る原因になりやすいです。
糖質の高いバナナ
バナナチップスは糖質が非常に高い食品です。
バナナ自体の糖質に加えて、加工の際に砂糖が加えられるため、結果として糖質量が大幅に増加します。糖質の過剰摂取は、血糖値を急激に上昇させ、脂肪を蓄積させる要因となります。
ある商品では、バナナチップス100gあたりの糖質量は約60gあるものもあります。これは、ダイエット中の方が一日の間食の糖質摂取量の目安を大幅に超えてしまう量です。
特に糖質制限ダイエットしている人とは相性が悪いお菓子といえるでしょう。
加工過程での油と砂糖
市販のバナナチップスには、油や砂糖が追加されていることが多いです。
バナナ自体は甘みを持っていますが、製品化される際にはさらに砂糖が追加され、甘さが強調されることが多いです。また、揚げる過程で使われる油が、カロリーをさらに増加させ、太る原因になります。
同じバナナチップスでもノンフライ商品を選ぶと油の影響を減らすことが可能です。
生のバナナとバナナチップスの栄養素を比較
バナナチップスと生のバナナの栄養を比較しました。カロリーや糖質が気になる人は参考にしてください。
バナナの糖質の高さだけはどうにもならない……。
カロリー
バナナ | 84kcal |
ドライバナナ | 63kcal |
ドライバナナは砂糖添加がされていないので、実際は20gで100kcal程度になることが予想されます。バナナチップスにも砂糖無添加商品やノンフライ商品を利用すると、同程度のカロリーになります。
糖質
バナナ | 19.2g |
ドライバナナ | 14.3g |
バナナは糖質が高いので、ドライバナナになっても糖質は高いです。糖質制限をしている人ならば10g程度に抑える必要があります。糖質が高いので、なるべく午前中に食べるなどの工夫が必要です。
食物繊維
バナナ | 0.9g |
ドライバナナ | 1.4g |
ドライバナナは手軽に食物繊維を摂取できます。お菓子感覚でたべられるので、食物繊維を補給したい人にはおすすめの食べものです。バナナチップスを1袋食べると、食物繊維の過剰摂取で下痢を引き起こす人もいるので注意しましょう。
他の栄養素
ビタミンB6 | カリウム | |
---|---|---|
バナナ | 0.34㎎ | 324㎎ |
ドライバナナ | 0.21㎎ | 260㎎ |
バナナにはビタミンB6やカリウムが豊富に含まれています。カリウムは身体の余分の水分を排出する働き、ビタミンB6にはホルモンのバランスを整える働きがあります。
ダイエット中のバナナチップスのメリットとは
ダイエット中や美容に関心のある人が、バナナチップスを摂るメリットをお伝えします。
バナナチップスは糖質は高めですが、ビタミンB6や食物繊維などの栄養素を含んでいます。そのため、一般的なお菓子よりは栄養補給に向いている間食です。
また日ごろから高カロリーの間食をしている場合は、バナナチップスに変えることでカロリー減少によりダイエット効果がある場合もあります。
ポテトチップス | 554kcal |
バナナチップス | 527kcal |
ポテトチップスとほぼ同等のカロリーのバナナチップスですが、バナナチップスのほうが少量で満足できる傾向があります。
バナナチップスは結構お腹ふくれるよね!
バナナチップスを食べることで得られるメリットをそれぞれ解説します。
むくみ防止
バナナチップスにはカリウムが多く含まれています。カリウムは塩分の成分であるナトリウムを排出する役割があります。そのため、むくみの解消や予防効果が期待できます。
むくみが起きると老廃物がスムーズに流れず、理想の身体から遠ざかる原因にもなる可能性があります。カリウムは美容に興味のある人は積極的に摂りたい栄養素のひとつです。
整腸効果
バナナチップスには食物繊維が多く含まれています。食物繊維は、便通を整えて便秘を防ぐ役割があります。
また食物繊維は脂質や糖を排出する働きや血糖値の上昇を抑制する働きもあるので、便通に困っていない人でも摂りたい栄養素です。
満足感が高い
バナナチップスは他の間食と比べると満足感が高い傾向があります。
- 甘みが強い
- 固めの食感でよく噛む
- 食物繊維が水分で膨張する
バナナチップスは砂糖不使用の商品でも甘みが強く、間食として満足できます。また食物繊維が多いので、水分と一緒に摂ることで、胃の中で膨張し腹持ちをよくする効果も期待できます。
朝ごはんにバナナチップスを食べている人もいたよ
太らないバナナチップスの食べ方
バナナチップスで太るという結果にならないためにも、食べ方は大切です。
太らないためにおすすめの食べ方もお伝えするので、参考にしてください。
①量に気を付ける
バナナチップスでカロリー過剰にならないためにも、量を守ることが大切です。
ダイエット中の間食の目安である100kcal以内に抑えるためにも、20gの量を守りましょう。計測が面倒な人は、ひとつかみ程度を目安にしてください。
②時間に気を付ける
バナナチップスは量を控えても糖質が多いので、食べる時間も大切です。
おすすめの時間は朝食時や間食時ですが、空腹時に食べると血糖値が上がる可能性もあるので注意しましょう。カルシウムや柑橘系の果物と食べるとシュウ酸対策にもなるので、個人的に朝食時がおすすめです。
③商品選びのポイント
バナナチップスをダイエット中でも食べたい場合は商品選びが大切です。
- 砂糖無添加の商品を選ぶ
- ノンフライ商品にする
- 抵抗ない人はドライバナナがおすすめ
- ナッツ等がミックスされた商品を選ぶ
- 計測できない人は小分け商品を推奨
バナナチップスをダイエット中に食べたい場合は、砂糖無添加の商品でカロリーを抑えることが大切です。ノンフライ商品やドライバナナをえらぶと更にカロリーダウンできます。
またスーパー等でナッツや小魚とミックスされた商品も売っているので、一緒に食べると栄養バランスの偏りも防止でき、カロリー減少させることもできます。
バナナチップスが適量を食べれば太らない
バナナチップスにはカリウム・ビタミンB6・食物繊維などダイエット中に嬉しい成分も含まれています。
カロリーや糖質も高いので注意は必要ですが、バナナチップスも適量ならば太りません。ダイエット中なら20g、通常の間食なら30~40gが目安になります。
できるだけノンフライ商品や砂糖無添加商品を選ぶことがおすすめです。
コメント