インスタント味噌汁は体に悪い?食べるときに工夫したいポイントも紹介

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インスタント味噌汁って体に悪いの?

利便性が高く人気のあるインスタント味噌汁

毎日飲んでいる人もいるインスタント味噌汁が体に悪いと言われると不安ですよね!

結論からいうと、インスタント味噌汁は塩分過剰で体に悪い影響を与える可能性はありますが、食べ過ぎなければ問題ありません。

今回は、インスタント味噌汁が体に悪いといわれる理由や対処方法についてお伝えします。

この記事で分かること
  • インスタント味噌汁が体に悪い理由
  • 体に優しい食べ方
  • 原材料には問題ないか

\減塩タイプも売ってるよ/

目次

インスタント味噌汁が体に悪いといわれる理由は

インスタント味噌汁が体に悪いといわれる理由は、主に次の3つです。

  • 塩分のとりすぎ
  • 添加物の問題
  • 野菜が少ない傾向がある

上記の3つについて、具体的に説明していきます。

①塩分のとりすぎ

インスタント味噌汁が体に悪いといわれる1番の理由は、塩分の過剰摂取の可能性です。インスタント味噌汁は、一般的な味噌汁よりも塩分量が高い傾向があります。

実際に市販でよく売られているインスタント味噌汁にどのくらい塩分が含まれているのか調べてみました。

永谷園(わかめ)2.0g
料亭の味(長ネギ)1.5g
アマノフーズ(とうふ)1.7g
1食あたりの塩分

成人女性の塩分摂取目標量は1日6.5gなので、インスタント味噌汁を1杯飲むだけで25%近くの塩分を摂取してしまいます。塩分は過剰摂取傾向にあるので、塩分を多く摂取することは体に悪い影響を与える可能性が高いです。

塩分量が気になる人は、なるべく減塩タイプのインスタント味噌汁を選びましょう。

毎食飲むと塩分量が高くなりすぎるね!

②添加物の問題

インスタント味噌汁は、一般的な味噌汁よりも添加物が多く含まれています。

よく市販で売られているインスタント味噌汁の原材料は、次のとおりです。

永谷園調味みそ:米みそ(大豆を含む)、食塩、砂糖、宗田鰹節粉、昆布エキス、鰹節粉、煮干粉、酵母エキス、乾燥長ネギ、乾燥青ネギ/調味料(アミノ酸等)、酒精
料亭の味長ねぎ[顆粒みそ(国内製造)(米みそ、かつお節粉末、酵母エキス粉末、かつおエキス、昆布粉末)、ねぎ、わかめ、(一部に大豆を含む)] 野菜[顆粒みそ(国内製造)(米みそ、かつお節粉末、酵母エキス粉末、かつおエキス、昆布粉末)、キャベツ、ほうれん草、人参/膨張剤、酸化防止剤(V.E)、(一部に大豆を含む)] 揚げなす[顆粒みそ(国内製造)(米みそ、かつお節粉末、酵母エキス粉末、かつおエキス、昆布粉末)、揚げなす、わかめ、ねぎ/酸化防止剤(V.E)、(一部に大豆を含む)]
アマノフーズ豆腐(国内製造)、米みそ、調合みそ、ねぎ、風味調味料、乾燥わかめ、でん粉・デキストリン混合物、食塩、かつお節粉末、こんぶ粉末、酵母エキスパウダー/調味料(アミノ酸等)、安定剤(加工デンプン)、凝固剤、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、(一部にさば・大豆・魚醤(魚介類)を含む)
インスタント味噌汁の原材料

インスタント味噌汁に含まれる添加物は、調味料が多く一般的によく使われる添加物であり、一般的な使用であれば、健康に悪影響を与える可能性はないといわれています。

ですが、頻繁にインスタント味噌汁を飲む人ならば、なるべく無添加のインスタント味噌汁を選ぶと安心です。

③野菜が少ない傾向

インスタント味噌汁は、一般的な味噌汁と比較すると野菜量の少ないです。

一般的な味噌汁は通常体によいものとされている理由のひとつに、野菜を気軽にたくさん摂取できる点があります。毎日具沢山手作りみそ汁を追加するだけで栄養バランスは大幅に改善できますが、インスタント味噌汁では野菜をたくさん摂取することはできません。

インスタント味噌汁を食べるときに野菜量を多く摂取したい人は、フリーズドライの野菜を利用することがおすすめです。手でひとつかみ入れるだけで、野菜量を何杯も増やすことが可能です。

体に配慮したインスタント味噌汁の飲み方とは

インスタント味噌汁が体に悪いと言われても、手作りのみそ汁を用意することが難しい人ももちろんいます。インスタント味噌汁も食べ過ぎは体に悪いですが、飲み方に工夫さえすらば、過度に心配するような食品ではありません。

体に配慮したインスタント味噌汁の飲み方は、次のとおりです。

  • 飲む回数に気を付ける
  • 減塩タイプを使う
  • 味噌を少なめにいれる
  • 野菜量を増やす

詳しい説明をそれぞれ項目ごとにお伝えします。

飲む回数に気を付ける

インスタント味噌汁は、1日1回程度であれば飲んでも体に悪くありません。

塩分の高い食べ物は他にもあるので、他の食品との組み合わせに気をつければ、塩分も推奨範囲内に収めることも可能です。1日に2杯飲んでしまうと、推奨量の半分の塩分を摂取してしまうので避けたほうがいいでしょう。

減塩タイプを使う

インスタント味噌汁には、減塩タイプが販売されています。

減塩タイプの塩分含有量は、次のとおりです。

商品名減塩タイプ通常タイプ
永谷園(わかめ)1.5g2.0g
料亭の味(長ネギ)1.1g1.5g
アマノフーズ(とうふ)1.2g1.7g
インスタント味噌汁の塩分量比較

減塩タイプのインスタント味噌汁は、一般的なインスタント味噌汁と比較して約0.5g減塩されています。

自炊した味噌汁が一食当たり1.2gなので、ほとんど塩分量は変わりません。減塩タイプのインスタント味噌汁を使用すれば、インスタントだから塩分が高いというデメリットが避けられます。

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味噌を少なめにいれる

すでにインスタント味噌汁のストックをたくさん持っているが塩分が気になっている人は、味噌を少なめにいれてしまうこともひとつの方法です。

味噌と具材の一体型のフリーズドライだと減らすことができませんが、味噌が個包装になっているタイプならば少し減らすだけでも減塩効果が得られます。

野菜量を増やす

インスタント味噌汁を飲む際は、なるべく野菜の量を増やすことを意識してみましょう。

自宅で食べる場合は青ネギ等をすこし散りばめたり、フリーズドライの野菜を入れてみてもいいでしょう。野菜が多く含んだインスタント味噌汁も販売されているので、外出先で飲む人は商品自体の工夫もおすすめです。

まとめ|インスタント味噌汁は体に悪い?

今回は、インスタント味噌汁は体に悪いのかについて紹介しました。

この記事のポイント
  • インスタント味噌汁が体に悪いといわれる理由は塩分
  • 食べる頻度が多い人は塩分を控える工夫が必要
  • 添加物が気になる人は無添加タイプを選ぶ

インスタント味噌汁の塩分量は1.5~2g程度あるので、日常的に飲む人は、塩分過剰により体に悪い影響が出る可能性があります。

インスタント味噌汁をよく飲む人は、減塩タイプのインスタント味噌汁を利用するなどの塩分を減らす工夫をすると、より体に優しくインスタント味噌汁を飲めるので、ぜひ検討してみてくださいね。

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