豆乳の麦芽コーヒーは体に悪い？飲む目安量や注意すべきポイントを紹介

あまくておいしい豆乳の麦芽コーヒー。

ついついハマってしまう味で飲み続けてしまう人も多い根強い人気商品です。

「豆乳の麦芽コーヒーは体に悪いのでは？」と言われることもありますが、豆乳自体は体に悪い食品ではないので、適量摂取であれば問題ありません。実際どのくらいの量ならば問題ないのか気になりますよね。」

豆乳の麦芽コーヒーが体に悪いといわれる理由や飲みかたの注意点についてお伝えします。

豆乳麦芽コーヒーが体に悪いといわれる理由は？

豆乳麦芽コーヒーが体に悪いといわれる理由は次のとおりです。

豆乳自体は体に悪い食品ではないので、適量摂取では体へのメリットも大きいです。味がついているので、豆乳は飲めないという人でも豆乳麦芽コーヒーならば飲める人も多いです。

メリットも多い豆乳麦芽コーヒーが体に悪いといわれる理由をお伝えします。

イソフラボンの過剰摂取の心配

豆乳麦芽コーヒーが体に悪いと心配されるひとつの理由は「イソフラボンの過剰摂取」です。

イソフラボンは適量摂取ならば、女性ホルモンエストロゲンと似た働きをします。イソフラボンは更年期障害の改善や美肌効果が期待できるので、美容意識の高い人からも注目される成分です。

ですが、イソフラボンには許容上限量が定められているので注意が必要です。適量のイソフラボンは体にいい影響を与えますが、過剰に摂取すると女性ホルモンのバランスが崩れる恐れがあります。

農林水産省によると、イソフラボンの許容上限量は70ml～75㎎と設定されています。豆乳麦芽コーヒーの200mlあたりのイソフラボン含有量は29㎎なので、豆乳麦芽コーヒーは1日コップ2杯程度までがおすすめです。

カロリーオーバーの可能性

無調整豆乳	105kcal
調整豆乳	106kcal
豆乳飲料 （麦芽コーヒー）	132kcal
豆乳飲料 （紅茶）	120kcal

豆乳はヘルシーなイメージがありますが、200mlあたり100kcal近くあります。さっぱりとしていて飲みやすいですが、ゴクゴク飲んでしまうとカロリー過剰になるので注意しましょう。

豆乳麦芽コーヒーは豆乳飲料よりも若干カロリーが高いです。牛乳の代用でカロリーダウンさせたい人は、アーモンドミルクのほうがカロリーは低いです。

アーモンドミルクにもコーヒー味が販売されているのでチェックしてみてください。

＼1本あたり73kcal／
豆乳麦芽コーヒーの約半分のカロリー

下痢をまねく可能性

豆乳を飲みすぎると、下痢をまねく恐れがあります。

豆乳にはコップ1杯あたりマグネシウムが53㎎と多く含まれています。そのため飲みすぎると下痢を引き起こしてしまう人もいます。大豆類は消化にも時間がかかるので、胃腸が弱い人は注意しましょう。

カフェインに過剰反応してしまう人がいる

豆乳麦芽コーヒーにはカフェインが200mlあたり24㎎～36㎎含まれます。

一般的なコーヒーが約90㎎のカフェインが含まれることを考えると少ないですが、カフェイン過敏症の人などは反応してしまうこともあります。ふだんからコーヒーをあまり飲まない人やカフェインを避けている人は気を付けましょう。

体に悪くない豆乳麦芽コーヒーの飲み方とは

豆乳麦芽コーヒーは豆乳の風味が苦手な人でも飲みやすいので、豆乳の栄養を摂りたい人は、次のポイントを参考にしてください。

「豆乳麦芽コーヒーが体に悪いのでは？」と心配せずに飲むためにも、ぜひ3つのポイントを意識してみてください。

コップ1杯の量に抑える

豆乳はコップ2杯程度に抑えることがおすすめです。

豆乳麦芽コーヒーは200mlあたり約29㎎のイソフラボンを含んでいます。許容量の70㎎～75㎎を考えると、多くてもコップ2杯までにしておくとイソフラボンの摂取量の心配が減ります。

食事バランスに配慮する

イソフラボンの過剰摂取を防ぐためにも、食事バランスに配慮が必要です。

イソフラボンを含んでいる食品は、豆乳以外にも大豆製品に数多くあります。豆腐や納豆、みそ、しょうゆにも含まれているので、大豆製品をよく食べている家庭は豆乳は少し控えめにしましょう。

一般的な食生活の場合は過剰摂取になる可能性は少ないので、納豆や豆腐を毎日食べている等の習慣がある人は注意してください。

サプリメントに注意する

イソフラボンはサプリメントにも含まれている場合があるので注意が必要です。

イソフラボンという名前のサプリ以外にも、更年期の人向けのサプリメントにはイソフラボンが含まれていることが多数あります。サプリメントを飲んでいる人が豆乳を飲むと過剰摂取になりやすいので注意しましょう。

豆乳麦芽コーヒーはコップ2杯までに抑えよう

豆乳は体に悪い食品ではありませんが、飲みすぎるによる大豆イソフラボンの過剰摂取に注意しましょう。サプリメントを日常的に飲んでいる人は、大豆イソフラボンが含まれていないかも確認しましょう。

豆乳麦芽コーヒーも豆乳に含まれるイソフラボンを摂取できるので、1日コップ2杯までを目安にしましょう。

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