食物繊維が豊富なケロッグのオールブラン。
オールブランを食べて腹痛や便秘を起こす人がいることから「オールブランは健康に悪いのでは?」と心配する人もいますが、オールブランの量や食べ方を気を付ければ問題ありません。
健康に悪いと言われる理由や解決策をお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
\食物繊維が1番含まれる種類はコレ/
シリーズの中でも2倍近く食物繊維量が違うよ!
オールブランが健康に悪いと言われる理由とは
オールブランが健康に悪いといわれる理由は、食物繊維が大きく関係しています。
オールブランを食べると便秘や腹痛を起こす人がいますが、原因は食物繊維の過剰摂取と考えられます。食物繊維は腸内環境の改善や便秘解消には効果的ですが、食べ方を間違えると逆効果になるので注意が必要です。
便秘や腹痛を起こしていない人は問題ないから安心して食べよう
オールブランの食物繊維量と一日に必要な食物繊維量を比較してみます。
オールブランリッチ(40g) | 11g |
成人女性の必要推奨量 | 18g |
成人男性の必要推奨量 | 21g |
オールブランリッチ1食のみで成人男性の52%、成人女性の61%の食物繊維推奨量が摂取可能です。食物繊維不足で便秘になっていた人にとっては、腸内環境を改善できる大きなチャンスです。
ですが、食事管理に取り組んでいる人の中には、すでに食物繊維を十分摂取している人もいます。そんな人がオールブランを食べると過剰摂取により便秘や腹痛を起こす恐れがあるので注意が必要です。
特にリッチシリーズは食物繊維が多いよ!
食物繊維を多く摂ることは生活習慣病の予防などにも効果的ですが、栄養素の吸収をさまたげる可能性もあるので、あまりに大量の食物繊維をとることは推奨されていません。
便秘や下痢を防ぎつつ、オールブランの食物繊維の豊富さを効果的に摂取するための解決策を次章にてご紹介します。
またオールブランには牛乳をかけて食べる人が多いですが、牛乳と体が体質的に合わない人もいます。その場合は、豆乳なども試してみましょう。
【解決策】オールブランを上手に取り入れる方法
食物繊維が豊富なオールブランは取り入れ方次第では、かなり効果的に利用できます。
オールブランを上手に取り入れる方法は、次のとおりです。
- 頻度や量に気を付ける
- 食事バランスの組み合わせを考える
- 水分をしっかり摂る
詳しい方法について、それぞれお伝えします。
頻度や量に気を付ける
オールブランは食物繊維を多く含む食物繊維なので、頻度や量に気をつける必要があります。腹痛や下痢を引き起こしてしまう人は、量を減らすことも考えましょう。
特にオールブランシリーズの中でもオールブランリッチは食物繊維量が多いので注意が必要です。
食事バランスの組み合わせを考える
オールブランは食物繊維が多いので、他の食事でも食物繊維を摂りすぎないように注意しましょう。
他の食事の際にオートミールなど食物繊維豊富な食品を食べている人は、オールブランを食べると食物繊維過剰になりやすいです。便秘や腹痛に困っている人は、オートミールとオールブランは別日にとるなどの工夫が必要です。
水分をしっかりとる
オールブランに関わらず食物繊維を多く摂る食事では水分補給が大切です。
食物繊維は腸内で水分を吸収して便のかさが増えますが、水分不足だと便が硬くなってしまい便秘の原因になります。食物繊維の多い食事をとっているときこそ、多めの水分を意識しましょう。
オールブランの原材料や栄養素をチェック
オールブランに健康に悪いものが入っていないかチェックしてみましたが、原材料はシンプルで添加物を気にしている人でも食べやすい商品でした。
特にオールブランリッチは、シンプルな原材料なのでこだわりたい人にもおすすめです。(食べづらさは若干高くなります)
リッチシリーズは原材料も1食あたりの量も違うから気をつけて選ぼう
原材料
オールブランリッチ | 小麦ブラン、砂糖、麦芽エキス、食塩/ナイアシン、鉄、ビタミンB2、ビタミンB1 |
オールブランリッチ (ショコラ) | 小麦ブラン(オーストラリア)、砂糖、ココア、麦芽エキス、チョコレート(乳成分を含む)、食塩/ナイアシン、乳化剤(大豆由来)、鉄、ビタミンB2、ビタミンB1 |
オールブラン (フルーツミックス) | 精米(アメリカ、タイ)、全粒小麦、砂糖、小麦ブラン、ドライフルーツ(クランベリー、砂糖、レーズン、イチゴ、植物油脂)、ファイバースティック(小麦ブラン、砂糖、麦芽エキス、食塩)、ぶどう糖果糖液糖、水溶性食物繊維、麦芽エキス、食塩、糖蜜/グリセリン、香料、加工デンプン、ビタミンC、鉄、ナイアシン、ビタミンB2、ビタミンB1、ビタミンA、ビタミンD |
オールブラン (チョコフレーク) | 精米(アメリカ、タイ)、全粒小麦、砂糖、小麦ブラン、ファイバースティック(小麦ブラン、砂糖、麦芽エキス、食塩)、チョコレート(乳成分を含む)、ぶどう糖果糖液糖、ドライフルーツ(レーズン、イチゴ)、水溶性食物繊維、ココア、麦芽エキス、食塩、かぼちゃの種、チョコレート加工品、植物油脂/香料、グリセリン、ビタミンC、加工でん粉、乳化剤(大豆を含む)、鉄、ナイアシン、増粘剤(キサンタンガム)、ビタミンB2、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB1、ビタミンA、ビタミンD |
オールブラン (ブラン | 精米(アメリカ、タイ)、全粒小麦、砂糖、小麦ブラン、ぶどう糖果糖液糖、水溶性食物繊維、麦芽エキス、食塩、糖蜜/ビタミンC、鉄、ナイアシン、ビタミンB2、ビタミンB1、ビタミンA、ビタミンD |
オールブランの原材料をチェックしてみると、最も添加物が少ない種類はオールブランリッチです。他の種類と異なり、栄養強化の添加物しか入っていません。
またオールブランとオールブランリッチでは、原材料に最も多く含まれる食品が異なります。オールブランリッチでは小麦ブランが多いですが、オールブランでは精米が多いです。原材料の差は食物繊維の量にも大きく関係します。
オールブランの原材料では健康に悪いものは特に入っていませんが、主となる原材料や添加物量に差があることはチェックしておきましょう。
カロリーや糖質
商品名 | カロリー | 糖質 |
---|---|---|
オールブランリッチ40g | 141kcal | 19.9g |
オールブランリッチ40g (ショコラ) | 146kcal | 24.6g |
オールブラン60g (フルーツミックス) | 219kcal | 42.5g |
オールブラン60g (チョコフレーク) | 219kcal | 41.2g |
オールブラン60g (ブランフレーク) | 215kcal | 43.8g |
オールブラン各種のカロリーと糖質を比べてみました。
オールブランが気になる人の中には便秘を改善することで、肌や体型などの見た目の変化を期待する人もいます。実は、オールブランとオールブランリッチではカロリーや糖質が異なるので注意してください。
オールブランはオールブランリッチと比べて、カロリーが約1.5倍、糖質が約2倍多くなっています。
食物繊維
商品名 | 1食あたり | 10gあたり |
---|---|---|
オールブランリッチ40g | 11g | 2.75g |
オールブランリッチ40g (ショコラ) | 8g | 2g |
オールブラン60g (フルーツミックス) | 8.4g | 1.4g |
オールブラン60g (チョコフレーク) | 8.6g | 1.43g |
オールブラン60g (ブランフレーク) | 8.3g | 1.38g |
オールブランリッチとオールブランでは、1食あたりの目安食事量が異なります。オールブランリッチは40g、オールブランは60gが目安量になります。
またオールブランリッチのほうが10gあたりの食物繊維量も多いので、オールブランや他のコーンフレークを食べていた感覚でオールブランリッチを食べると食物繊維が過剰になりやすいです。
オールブランリッチを食べる際は量に気を付けて食べましょう。
まとめ|オールブランは健康に悪い?
オールブランには健康に悪い成分等は入っていませんでした。
オールブランは機能性食品であり、「オールブランに含まれる発酵性食物繊維(アラビノキシラン)が善玉菌を 増やし、腸内環境を改善します」と明記してあります。
腸内環境が気になる人や便秘に困っている人にとっては手軽に食物繊維を摂取できるので、ぜひ試してほしい食品のひとつです。
腸内環境は大切だよ!
ですが、オールブランは手軽に食物繊維を摂れる一方で食物繊維過剰になりやすい一面もあります。腹痛が起きてしまったり便秘が悪化した場合は、量が多すぎるか水分不足などが考えられるので注意して下さい。
食物繊維摂取を目的にしている人やカロリーや糖質も気になる人は、オールブランリッチがおすすめです。スーパー等ではなかなか見かけないこともあるので、ネット通販も検討してみてくださいね!
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