玄米フレークは体に悪い理由とは？食べ過ぎると太る可能性大

シリアルの中でも健康志向の人に選ばれることが多い玄米フレーク。

体によさそうだと思って選んだ玄米フレークが体に悪いといわれると悲しいですよね。

今回は、玄米フレークが体に悪いといわれる理由や対策法についてお伝えします。

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玄米フレークが体に悪いといわれる理由

玄米フレークが体に悪いと言われる理由は、次のとおりです。

シリアルへの不安感と玄米への不安感、両方の面からの意見があります。詳しい理由をそれぞれお伝えします。

砂糖と添加物が含まれる

原材料	玄米(国産)、精米、砂糖、小麦、米糠、食塩、ぶどう糖果糖液糖/炭酸Ca、リン酸Ca、ビタミンC、乳化剤（大豆由来）、 トコフェロール酢酸エステル、酸化防止剤（ビタミンE）、鉄、ナイアシン、ビタミンB1、酸味料、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンD

玄米フレークの原材料を見ると、玄米以外にも砂糖や添加物が含まれています。

添加物の内容は、栄養成分強化のために使われているものばかりでシリアルにありがりちな成分表示です。また玄米フレークと名前がついていても、玄米以外の原材料が含まれる商品も少なくありません。

砂糖が多い商品を食べ続けることは、生活習慣病に繋がる可能性があります。玄米フレークを食べるときは食べすぎないとも心がけましょう。

特定商品ばかり食べる人がいる

どんな食品でも特定の商品ばかりを食べることはあまり良くありません。

玄米フレークを食べる人は、毎日の朝食をシリアルのみで済ましてしまう人が多いです。なにも食べないよりも栄養バランスは向上しますが、なるべくいろいろな食品を食べるように心がけましょう。

糖質過剰の可能性

カロリー	151kcal
糖質	32.3g

玄米フレークのみで食事を済ませてしまう人は、糖質が過剰になる可能性があります。

ケロッグの玄米フレークの1食（40g）あたりの糖質は32g。糖質を抑える食事をしている人にとっては高めの糖質量です。また40ｇで食事量がおさまらない人もいるので、糖質50ｇ等になる可能性もあります。

糖質制限中の人にはあまり向いていないので注意しましょう。

残留農薬

玄米フレークには、玄米のヌカ層に含まれる残留農薬が体に悪いと言われることもあります。

さまざまな食品で話題になる残留農薬ですが、基本的に残留農薬の検査がおこなわれている商品しか市場に出回らないので過度な心配は必要ありません。

ムソーの玄米フレークは有機玄米を使用していると明記しているので、気になる人はムソーの玄米フレークもチェックしてください。

フィチン酸によるミネラル吸収阻害

玄米に含まれるフィチン酸によるミネラル吸収阻害を心配する人もいますが、近年ではフィチン酸は悪者ではなくメリットのある栄養素のひとつといわれることもあります。

玄米食でミネラル不足になる報告はなく、いろいろな食材をバランスよく食べていれば気にすることはありません。また、玄米のフィチン酸は既にミネラルと結合しており、他の食材のミネラル吸収には影響を与えないと考えられています。近年ではむしろ、フィチン酸が健康に役立つことを示す研究結果（＊1、2）に注目が集まっているほどです。

玄米のフィチン酸がミネラルの吸収を阻害するって本当ですか？|よくあるご質問|玄米酵素・ハイゲンキの公式オンラインショップ (genmaikoso.co.jp)

今までフィチン酸のミネラル吸収阻害が心配されていた場合も発展途上国などで著しく栄養環境の悪い場合のみです。玄米フレークでフィチン酸の心配をする必要はほとんどないでしょう。

玄米フレークを食べ過ぎると起きる3つのデメリット

玄米フレークを食べ過ぎてしまうと、体に悪いデメリットが起こる可能性があります。

玄米フレークのデメリット3つは、次のとおりです。

それぞれを詳しく説明していきます。

食物繊維の摂り過ぎによる腸の負担

玄米フレークには、食物繊維が豊富に含まれていますが、摂り過ぎは腸に負担をかける可能性があります。

玄米フレークの1食当たりの食物繊維量は1.2gなので、1食分の量を守ればとりすぎるデメリットよりは食物繊維不足解消のメリットを感じられます。ですが、食べ過ぎてしまうと太る以外にも腸の負担になる可能性が高いです。

食物繊維は便通を良くする効果がありますが、過剰に摂取すると腸内環境が乱れ、下痢や便秘を引き起こすことがあります。

栄養バランスが偏る可能性

玄米フレークだけを食べすぎると、栄養バランスが偏ることがあります。

玄米フレークは炭水化物を中心にした食品であるため、タンパク質や脂質、ビタミン類が不足しがちです。特に、忙しい朝食などに玄米フレークのみを食べると、栄養が偏ってしまう可能性があります。

また玄米フレークのみを食べていると、つい食べ過ぎてしまう原因になりやすいので注意しましょう。

過剰な糖質摂取により太るリスク

玄米フレークには、意外と多くの糖質が含まれていて、1食当たり約32gです。

玄米は白米よりも糖質が低めですが、加工された玄米フレークには甘味料が加えられている場合があります。これにより、知らず知らずのうちに過剰な糖質を摂取してしまうリスクがあるのです。

糖質の過剰摂取は、血糖値の急激な上昇や、肥満の原因となる可能性があります。

そのため、玄米フレークを選ぶ際には、市販の商品よりも無糖タイプや砂糖不使用の製品を選ぶことがおすすめです。

玄米フレークが体に悪いのか不安な人への解決策

玄米フレークは体に悪い食品ではありませんが、不安な人は次のような対策法がおすすめです。

不安減少や栄養バランスを向上させたい人は、ぜひチェックしてみてくださいね！

他の食事とルーティン化する

朝食をシリアルのみに固定しないためにも、朝食のルーティン化がおすすめです。

玄米フレークに関わらず、シリアルは短時間で手軽に朝食を用意できます。そのため毎日の食事のほとんどがシリアルになっていたという人も少なくありません。

いろいろな食事を食べるためにも毎週水曜日はお米の日などを決まてしまうと、シリアルばかりの食事から抜け出しやすいです。

玄米フレークのみの食事を避ける

玄米フレークは栄養強化されている商品もあるので、一見栄養バランスは悪くありません。

ですが、不足している栄養素（ビタミンＣなど）があったり、冷たい食事のみで身体を冷やしてしまうという欠点もあります。なるべくサラダやスープなどと組み合わせて食べましょう。

玄米フレークに、ナッツやドライフルーツなどをいれると自然な甘みでさらにおいしく食べられるのでおすすめです。

無添加・無砂糖の商品を選ぶ

玄米フレークの原材料が気になる人は、無添加無砂糖商品を選びましょう。

ムソーの有機玄米フレークは、原材料が有機玄米のみなので添加物等が心配な人にも安心して食べられます。砂糖が入っていない分、味が淡白になってしまうので、ドライフルーツやはちみつ等を入れてみましょう。

もっと手軽に食べたい人は、他のシリアルと混ぜてしまっても構いません。砂糖が入っていない無添加の玄米フレークを混ぜると、自然と砂糖や添加物の摂取量を減らせます。

＼砂糖不使用だからスープやサラダにも使える／

まとめ｜玄米フレークは体に悪い？太る？

玄米フレークは特別体に悪い食品ではありません。

栄養バランスやヒ素等が気になる人は、特定の食品ばかりではなくいろいろな食品を食べることがおすすめです。

玄米フレークの中にも無添加の商品もあるので、砂糖や添加物が気になる人は商品選びに注意しましょう