マヌカハニーを食べてはいけない人は？チェックして危険を防ごう！

スーパーフードとして人気も高いマヌカハニー。

日本では食品扱いのマヌカハニーですが、海外では処方箋として扱われることもあるほど、マヌカハニーの固有成分「メチルグリオキサール」はたかく注目されています。

そんなマヌカハニーですが、食べていけない人や医師の確認をとってから摂取したい人もいます。

上記の人以外にも、不安に感じる人が多い層についてもお伝えするので参考にしてください。

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マヌカハニーを食べてはいけない人

マヌカハニーを食べてはいけない人は、次のとおりです。

それぞれの項目について詳しくお伝えしていきます。

1歳未満の乳児

1歳未満の乳児は、はちみつを食べると、ボツリヌス症の恐れがあるので食べてはいけません。

１． 1 歳未満の赤ちゃんがハチミツを食べることによって乳児ボツリヌス症にかかることがあります。
２． ハチミツは１歳未満の赤ちゃんにリスクが高い食品です。
３． ボツリヌス菌は熱に強いので、通常の加熱や調理では死にません。１歳未満の赤ちゃんにハチミツやハチミツ入りの飲料・お菓子などの食品は与えないようにしましょう。

ハチミツを与えるのは１歳を過ぎてから。 (mhlw.go.jp)

厚生労働省でも、上記のように注意を促しています。

ボツリヌス菌は熱に強いので、生のはちみつ以外にも加熱後のマヌカハニーも与えないように注意しましょう。

はちみつアレルギーのある人

蜂アレルギーの人は、マヌカハニーは避けましょう。

口腔粘膜内のかゆみや腫れなどを引き起こしたり、アナフィラキシーショックの可能性もあります。

はちみつのほとんどは糖分であるため、はちみつアレルギーのある人はごく僅かです。ものすごく稀な症状ですが、念のため頭にいれておきましょう。

血糖値に関する持病がある人

糖尿病の人は、マヌカハニーを摂取することは控えたほうがいいでしょう。砂糖代わりに少量を代用する方法もありますが、はちみつは吸収されやすいので血糖値が上昇しやすいので注意が必要です。

ただし、はちみつと血糖値の研究は進んでいるので今後は変わる可能性もあります。

大さじ2杯のハチミツを毎日食べると、血糖値やコレステロール値などが改善し、心血管代謝を健康にするのに役立つ可能性があるという研究を、カナダのトロント大学が発表した。

甘いハチミツが血糖やコレステロールを下げる　ハチミツは糖尿病の人にも勧められる？ | ニュース | 糖尿病ネットワーク (dm-net.co.jp)

健康な人が食べた場合は血糖値が安定する可能性もあります。血糖値に関連する持病がある人が食べる場合はかかりつけの医師に確認しましょう。

免疫抑制の薬を飲んでいる人

マヌカハニーは、免疫抑制の薬を飲んでいる人をは避けたほうがよい可能性があります。

成人腸管定着ボツリヌス症の可能性のリスクもあるので、かかりつけの医師に聞いてみましょう。

マヌカハニーを食べてはいけない可能性のある人

マヌカハニーを食べてはいけない可能性がある人もお伝えします。

上記の人たちは、マヌカハニーを食べてはいけないわけではありません。食べる際は少量ずつ数値の低いものから食べていくなど工夫が必要です。

妊娠中の人

妊娠中の人は、基本的にマヌカハニーを食べてもよいと言われています。

妊娠している人は成人女性のため、ボツリヌス症に感染することはありません。また摂取したボツリヌス菌が胎盤をとおして胎児にいくこともありません。

ですが、妊娠中はデリケートな時期で、心配になる人も多いです。不安になる人は摂取を控えるか、かかりつけの医師に確認してみましょう。

1歳～5歳の幼児

1歳の誕生日を迎えた子どもは、はちみつを食べてもよく、マヌカハニーも禁止されていません。

腸内環境が整ったことからボツリヌス症に対抗できる菌ができると言われていますが、心配な人は無理に食べさせる必要もありません。

食べる場合は、少量ずつ数値の低いものから試していくと安心です。

胃腸が弱い人

胃腸が弱い人はマヌカハニーでお腹が痛くなったり、ゆるくなる人もいます。胃腸が弱めの人は、数値が高すぎないマヌカハニーから試していくこともおすすめです。

マヌカハニーのメチルグリオキサールの殺菌効果でピロリ菌の除菌に効果的という研究データも発表されているので、まだピロリ菌の検査をしていない人は、下記の検査キットも利用してみてくださいね。

高齢者

高齢者に食べさせていいのか不安な声がありますが、高齢者がマヌカハニーを食べても問題ありません。

ただし高齢者の場合は知らない間に血糖値に関連する持病を抱えている場合もあります。プレゼントなどで送る場合は、糖尿病などの心配がないか一度確認してみましょう。

高血圧の場合は、マヌカハニーに多く含まれるカリウムが余分な塩分を排出するはたらきをもっているので、むしろ積極的におすすめできます。

マヌカハニーに副作用や不安はある？

マヌカハニーには、健康な人が食べる分には副作用はありません。1歳未満の乳児はボツリヌス症の危険性があるので食べさせないようにしましょう。

マヌカハニーに関するよくある不安も紹介します。

ボツリヌス症

1歳未満の乳児で、腸管内でボツリヌス菌の増殖により乳児ボツリヌス症を発症することがあります。

症状は、便秘が数日間続き、全身の筋力低下、脱力状態、哺乳力の低下、泣き声が小さくなる、特に、顔面は無表情となり、頸部筋肉の弛緩により頭部を支えられなくなるといった症状を引き起こすことがあります。ほとんどの場合、適切な治療により治癒しますが、まれに亡くなることもあります。

ハチミツによる乳児のボツリヌス症 | 消費者庁 (caa.go.jp)

もしハチミツによる乳児ボツリヌス症が疑われる症状がある場合は、病院で診察を受けましょう。

100度数分間の加熱でもボツリヌス菌は生き残ることがあるので注意が必要です。

発がん成分

マヌカハニーに、除草剤の成分であるグリホサートが検出されたというニュースがありました。

グリホサートが検出されたマヌカハニーは、マルチフローラルの商品が多かったようです。近隣の除草剤を使用している農場や牧場まで蜂が蜜を集めにいったことが原因と言われています。（参照＊日本マヌカハニー協会）

ほとんどの製品では、除草剤の成分が検出されることはないので、過度に不安になる必要はないでしょう。

エグモント社のマヌカハニーは、広大な自然保護区で作られているため、除草剤の成分が混じる心配はありません。他の製品もグリホサート未検出の商品もあります。

偽造品も多い

マヌカハニーは生産量がとても少ないはちみつですが、市場にはたくさんのマヌカハニーが流通しています。

多くのマヌカハニーは、他のはちみつとのブレンド品や数値偽装の商品ではないかとの不安があります。

効果がないだけならいいですが、食品の偽造品って不安ですよね。マヌカハニーは信頼できるお店で購入しましょう。

>>マヌカハニーに効果はない？そんなときは選び方に注意しよう

マヌカハニーを食べてはいけない人以外はおすすめ

健康な人がマヌカハニーを食べる場合は、栄養価が高く、メリットも大きいです。1歳未満の乳児を除き、子どもから大人まで食べられます。

食べてはいけない人や医師の確認が必要な人は、以下のとおりです。

マヌカハニーは食品のため、基本的に誰でも食べられます。

固有成分であるメチルグリオキサールの効果（殺菌効果など）に注目が集まっているので、興味のある人はぜひ試してみてください。

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